【初心者向け】UberEatsで稼げない原因7選と稼ぐコツ5選を現役配達員が解説！

UberEatsでの配達は手軽な副業として人気ですが、いざ始めてみると思ったように収入を得られない、そんな経験はありませんか？

私は2022年に会社員を退職して、2023年から軽貨物ドライバーの個人事業主になり、月収30万円を達成しました。

実際に配達している経験を元に、この記事では、UberEatsで稼げない7つの主な原因と、収入を上げるための5つのコツを詳しく解説します。

上記のような人は、記事を読むことでUberEatsでの収入源を理解し、より効率的に稼働する方法を身につけ、UberEatsで成功するための知識を手に入れてください。

　

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UberEatsで稼げない原因7選

収入を上げるためには、稼げない原因を理解し、その解決策を見つけることが重要です。

以下に、UberEatsで稼げない7つの原因を紹介します。

上記に複数当てはまる人は、UberEatsは稼ぎにくいと感じているはずです。

順番に解説していきます。

　

キャンペーンを活用していない

キャンペーンは、通常の配達報酬以上の収入を得る絶好のチャンスです。

一定期間中に配達数を目標以上に達成することで、追加報酬を獲得することが可能だからです。キャンペーンを活用していない配達員は、その追加報酬を得るチャンスを逃していることになります。

また、キャンペーン期間中は一般的に注文数が増えるため、利用しないことでさらに稼ぎの機会を逃してしまうでしょう。

キャンペーン情報をこまめにチェックし、キャンペーン期間中は積極的に配達を行うことが非常に重要です。

　

インセンティブを意識していない

インセンティブとは特定の条件を達成した際に、UberEatsから提供される追加報酬のことを指します。

意識せずに配達を行っていると、収入の最大化するためのチャンスを逃してしまっていることになります。

インセンティブを意識するには、以下の3つを意識してみましょう。

追加報酬があることを理解し、より効率が良くなるように配達を行うことが重要です。

　

需要のある状況を理解できていない

需要のある状況を理解できていないと、効率が良い配達を行えず、収入を最大化することが難しくなります。

需要のある状況とは、例えば以下のような状況です。

昼食時間や夕食時間など、特定の時間帯は注文が急増します。配達員としては受注を多く取れるチャンスです。

雨や雪などの悪天候時は、外出を控えるため注文が多くなります。スポーツなどのイベントが開催されている時は、自宅で食事を取ることが多くなるため注文が集中します。

需要のある状況を把握しておくことで、注文が集中する時間帯にスムーズに稼働することができるでしょう。

反対に、これらの需要のある状況を理解できていないと、配達のチャンスを逃すことになります。結果として、収入の最大化ができないでしょう。

　

待機場所のポイントが分からない

待機場所の選択は、UberEats配達員の稼ぎ方に大きな影響を与えます。なぜなら待機する場所は、次の配達開始までの時間に直接影響するからです。

待機場所のポイントは、例えば以下のような場所です。

こうした場所では注文が頻繁に発生するので、次の配達を速やかに開始できる可能性が高いです。

ただ、他の配達員が同じ場所で複数人、待機している場合は注意してください。競争が激しすぎると、受注が取れなくなる可能性があります。

コンスタントに受注するためには、注文が多い場所を見つけること、他の配達員が少ない場所で待機することが重要です。

このように、待機場所のポイントを理解し、自分にとって最も効率的な場所を選ぶことで、より多く収入を得ることができるでしょう。

　

　

配達員の飽和

同じエリアで作業している配達員の数が多すぎると、UberEatsで稼げる可能性が大幅に低下します。これは単純に、供給と需要のバランスの問題です。

例えば、Aのエリアで配達を行っているのがあなた1人だけであれば、Aのエリアで発生するすべての注文を引き受けることができます。

しかし、その同じエリアに配達員が増えれば増えるほど、一人あたりの配達を引き受ける機会が減少するため、収入は低下してしまうでしょう。

稼働するエリアで配達員が飽和しているかどうかを把握し、競争が少ないエリアを選んで作業することは、UberEatsで稼ぐ上で重要な戦略です。

　

競合他社の増加

競合他社が増えると、その地域のフードデリバリー市場は分割され、各サービスで利用可能な注文数が減少します。

例えば出前館やmenu、WoltやUberEatsが同じエリアで競っていると、注文の数は分割されるでしょう。

結果として、UberEatsで受注できる数が減少し、収入も低下してしまうリスクがあるということです。

ただ、サービス間での競争が激化すると、各サービスは配達員を引き付けるために、キャンペーンやインセンティブを提供することが多くなります。

これらの機会を最大限に活用することで、競合他社の増加による影響を緩和することが可能です。

　

スリコの導入

『スリコ』とは、配達パートナーの間で使われている言葉で、1件あたりの配達報酬が300円となる状況を指します。この状況は、UberEatsの新料金体系の導入が原因です。

基本料金の具体的な計算方法が非公開となったため、『受取料金・受渡料金・距離料金』といった以前の基本料金システムがなくなりました。

配達報酬はUberEats側の設定した金額になるので、報酬が最低値である300円（スリコ）になることが増えたのです。

このスリコ導入により、配達員は同じ労力を使っても以前と比べて、収入が大幅に下がる可能性があります。

特に長距離の配達では、収入と労力のバランスが崩れ、非効率になることもあるでしょう。

　

UberEatsで稼ぐコツ5選

UberEatsの配達パートナーとして収入を増やすには、何が必要でしょうか？実は収入を増やすには、ちょっとしたコツがあります。

以下の5つのコツを用いて、より多くの報酬を得る方法を紹介します。

上記の5つのコツを意識して稼働すれば、今よりも収入が増えるはずです。

それでは順番に解説していきます。

　

キャンペーンを最大限活用する

UberEatsでは定期的に、様々なキャンペーンが開催されています。

まずは、これらのキャンペーンを最大限活用するためのコツを5つ紹介します。

1.キャンペーン情報のチェック
UberEatsのアプリやメール通知を定期的に確認し、新しいキャンペーンの情報を逃さないようにしましょう。

2.キャンペーン期間の配達を積極的に行う
キャンペーン期間中に、通常よりも多く配達を行うことで、追加報酬を獲得しましょう。

3.キャンペーンの条件を理解する
いくら配達をこなしたとしても、キャンペーンの条件を満たしていなければ、追加報酬は受け取ることができません。キャンペーンの詳細な条件は、しっかりと理解しましょう。

4.ピーク時の配達を増やす
キャンペーンは、特に注文が集中する時間帯に発生することが多いです。その時間帯に配達を増やし、キャンペーンの恩恵を受けやすくしましょう。

5.キャンペーン対象エリアで活動する
キャンペーンは特定の地域に限定されることがあるので、キャンペーン情報をチェックする際には、対象エリアにも注意を払いましょう。

　

これらのコツを活用して、キャンペーンを最大限に利用し、収入を増やすことが可能です。

以下に一部の典型的なキャンペーンの例を5つ紹介します。

◆ブースト
特定の時間帯やエリアで配達すると、通常の報酬に対して一定の割合で上乗せされるキャンペーン。

◆クエスト
一定の期間内に指定された回数の配達を達成すると、ボーナス報酬が得られるキャンペーン。

◆指定エリアでの配達キャンペーン
特定の地域で配達を行うと追加報酬が得られるキャンペーン。

◆特定時間帯キャンペーン
ランチタイムやディナータイムなど、特定の時間帯に配達を行うと追加報酬が得られるキャンペーン。

◆新規登録者向けキャンペーン
配達パートナーとして新規に登録した人向けに、初めての配達や一定期間内に一定数の配達を達成した場合に追加報酬が得られるキャンペーン。

　

これらのキャンペーンは条件や報酬額が頻繁に変動するため、常に最新の情報をチェックし、自分のスケジュールやエリアに最適なものを活用することが大切です。

　

インセンティブ報酬を活用する

インセンティブ報酬は、UberEatsのパートナー配達員がより多く稼ぐための重要な要素です。

以下に、インセンティブ報酬を最大限活用するための具体的なコツをリストアップしました。

1.インセンティブの種類と条件を理解する
UberEatsではさまざまなインセンティブが提供されますが、それぞれ条件や報酬が異なります。アプリやサイトをチェックし、条件を把握することが重要です。

2.需要の高い時間帯を狙う
ブーストやクエストの条件となる時間帯は、注文が多く需要が高い時間帯です。これらの時間帯を優先的に配達することで、インセンティブを効率よく獲得しましょう。

3.高需要エリアに滞在する
人口が多く、飲食店が集中している地域に滞在することで、頻繁に注文が入る可能性が高いです。高需要エリアで待機して、インセンティブを効率的に稼ぎましょう。

4.常に最新の情報をチェックする
インセンティブは定期的に更新され、内容が変わることもあります。アプリの通知をONにして、最新のインセンティブ情報を逃さないようにしましょう。

5.自分の配達スケジュールを調整する
一定の回数を配達するクエストでインセンティブを目指す場合、自分の配達スケジュールを調整することも重要です。

　

これらのコツを活用して、より多く収入を得ることが可能です。

ただし、インセンティブ報酬は報酬全体の一部に過ぎないため、安全運転や顧客対応など、基本的な配達業務の質を保つことも忘れずに。

　

注文が多い店舗を把握する

注文が多い店舗を把握し、そこを中心に配達を行うことで効率的に稼げます。

以下に具体的な方法を3つ紹介しましょう。

1.高評価の店舗をリサーチする
高評価の店舗は注文が多い傾向にあります。UberEatsのアプリ内で店舗の評価を確認し、高評価の店舗をリストアップしましょう。

2.ピークタイムや特定のイベントに人気の店舗を把握する
注文が集中する時間帯に多くの注文を受けている店舗や、イベントのある日に人気のメニューを提供している店舗を調査し、自身の配達ルートに組み込むと効率的です。

3.自分の経験を活用する
実際に配達をしていると、どの店舗からの注文が多いのか自然とわかるようになります。自分の経験を活用し、注文が多い店舗を、優先的に配達ルートに組み込むことも一つの方法です。

　

これらの方法を活用し、注文が多い店舗を把握することで、より効率的に配達を行い、収入を増やすことができるでしょう。

　

人口が多い地域で稼働する

人口が多い地域での稼働は、注文数の増加という観点から収入アップにつながります。

以下に具体的な方法を3つリストアップします。

1.大都市や商業エリアを選ぶ
大都市や商業エリアは多くの人が働いたり、買い物に来たりするため、UberEatsの需要が高まります。特にランチタイムやディナータイムは注文が増える可能性が高いです。

2.大学やオフィスビルが密集しているエリアを狙う
学生やオフィスワーカーは、外出できない時や遅くまで仕事をしているときに、UberEatsを利用する可能性が高いので、積極的に狙っていくと良いでしょう。

3.夜遅くまで営業している店舗が多いエリアを選ぶ
人口が多い地域では、夜遅くまで営業している店舗が多いです。そのため、夜遅くまで稼働するなど、他の配達員との差別化ができます。

　

これらのコツを活用し、人口が多い地域で稼働することで、より多くの注文を獲得し、収入を増やすことが可能です。

　

　

現金配達でも稼働する

通常、注文の支払いはアプリ上でクレジットカードや、デビットカードを使用して行われます。

しかし、一部の地域では現金での支払いも可能です。現金支払いの注文を受注することで、アプリ上の決済のみと比べて、収入を増やすことが可能です。

以下に具体的なコツを3つリスト化しました。

◆現金配達可能なエリアを把握する
全ての地域で現金配達が可能とは限りません。可能なエリアを把握して、積極的に稼働することで、現金配達の注文を増やすことができます。

◆正確なお釣りを用意する
現金での支払いを行う場合、お釣りを用意することが必要です。小銭を多めに持っておき、お釣りに困ることなくスムーズに配達を行いましょう。

お釣りの目安	現金配達1回	現金配達2回	現金配達3回
5000円札	1枚	2枚	3枚
1000円札	5枚	10枚	15枚
500円硬貨	1枚	2枚	3枚
100円硬貨	10枚	20枚	30枚
50円硬貨	1枚	2枚	3枚
10円硬貨	10枚	20枚	30枚
5円硬貨	1枚	2枚	3枚
1円硬貨	10枚	20枚	30枚

◆セキュリティ対策を行う
現金を預かるときにはセキュリティに注意を払うことが重要です。必要以上の現金を持ち歩かず、頻繁に現金を預金するなど、安全対策を念入りに行いましょう。

　

現金配達には特有の注意点がありますが、上手く活用すれば収入を増やす強力なツールとなるでしょう。

　

UberEatsと他社の報酬システム

それぞれのフードデリバリーサービスの報酬システムはどう違うのでしょうか？

今回はUberEats・出前館・Woltの報酬システムの比較をしてみます。

UberEats・出前館・Woltの報酬システムは、それぞれ特徴があるので、しっかり理解して稼働していきましょう。

　

UberEatsの報酬システム

Uber Eatsの報酬システムは、出前館・Woltと比べて複雑です。

ここでは表にして、できるだけ分かりやすくしていきます。

Uber Eatsの報酬システム	内容	報酬	達成のしやすさ
基本報酬	受取料金＋受け渡し料金＋距離料金	300円～700円	配達をこなせば自然に達成できる
配達調整金額	公式から明示されず	100~200円ほど	公式の計算しだい
ブースト	注文の多い時間帯やエリアで基本料金が増加	基本報酬の約1.1倍～1.5倍	時間の縛りがある
昼/夜クエスト	ランチタイム・ディナータイムの注文を配達	1件当たり数百円	時間の縛りがある
日またぎクエスト	アプリに表示された数字を選択し、その回数分の配達をこなす	1件当たり数百円	配達回数に縛りがある
悪天候クエスト	天候の悪い日に提示されている配達依頼をこなす	数百円～数千円	悪天候に配達をすればOK
オンライン時間インセンティブ	配送料とブースト合計が一定額に満たない場合	一定額との差額を補填	普通に配達すれば一定額は超える可能性が高い
ピーク料金	注文が多くなる予想される時間帯に発生する追加報酬	1件当たり数百円	時間の縛りがある
最低報酬	1件の配達報酬が300円以下の場合に最低300円を保証	最低300円	普通に配達すれば一定額は超える可能性が高い
チップ	注文者が任意で付ける。	100円～200円ほど	注文者の性格・気分による

上記の報酬から、Uber Eatsに払う『サービス手数料』を支払った金額が、自分の報酬となります。

サービス手数料は、基本料金の10%です。インセンティブは純粋に自分の報酬になるのでご安心ください。

　

出前館の報酬システム

出前館の報酬システムは『基本報酬と距離報酬・ブースト』で構成されています。

それぞれの内容は以下のとおりです。

基本報酬

基本報酬は地域により異なり、東京近郊では1件あたり600円

距離報酬

配達のルート距離に応じての追加報酬
1km未満は0円
1km以上2km未満は60円
2km以上3km未満は150円
3km以上は270円

ブースト

特定の時間帯、11:00〜14:00と、17:00〜20:00
特定エリアの配達に対しての追加報酬
倍率は1.1倍から3倍まで

新しい報酬システムでは、『距離別委託料』も追加されました。基本報酬が下がった一方で、配達距離に応じて距離別委託料が発生します。

出前館の全国平均報酬額は、配達1件あたり『750円以上』となっており、業界内で高い報酬とされています。

　

Woltの報酬システム

Woltの報酬システムは、『配達報酬・応援金（チップ）・ボーナス報酬で構成されており、他のフードデリバリーでは珍しい『時給保証制度』があるのが特徴です。

配達報酬

基本料金＋配達調整金（需要により変動）
エリア限定ピックボーナス（特定の地域で配達）
ダブル・トリプルピック（複数の注文を同時に配達）

応援金（チップ）

注文者から直接もらうチップ。数十円から数百円となることもある。

ボーナス報酬

Weeklyボーナス（クエスト）
25回配達：1,000円、50回配達：3,000円、75回配達：6,000円、100回配達：10,000円

時間限定ボーナス
需要が高い時間帯に発生：11時～13時、17時～20時

時給保証制度

東京 → 平日1,150円、土日1,350円（現在は終了）
大阪 → 一律1,100円（現在は終了）
他エリア → 900~1,000円

上記の他にも『紹介ボーナス』があり、紹介した人が当月に10回以上配達した場合、10,000円の報酬がもらえます。

また、『報酬確認機能』があるので、配達依頼を承諾または拒否する前に、Wolt配達パートナーアプリで報酬が確認可能です。

　

UberEatsで稼げない原因7選　まとめ

ここで今までの内容をまとめていきます。

UberEatsで稼げない7つの原因は、以下の通りです。

どうしようもないこともありますが、キャンペーンやインセンティブ・需要に関しては、意識すれば改善できます。

　

UberEatで稼ぐには、ちょっとしたコツがあります。以下の5つを意識して稼働すれば、稼げない状況は改善されるはずです。

UberEatsで稼ぐコツ5選は以下の通りです。

稼げない原因の反対のことをすれば、必然的に稼げるようになります。特に重要なのは「注文が多い店舗を把握すること・人口が多い地域で稼働すること」です。

理由は注文は人間がするから。インセンティブやキャンペーンの追加報酬があっても、注文を受けられなければ意味がありません。

注文が多い店舗・人口の多い地域で稼働する、この2点を重要視して稼働していきましょう。

　

UberEatsは以前と比べて、稼ぎづらくなってきているのは事実です。ですが、だからといって何もしなければ、収入が増えることはありません。

それに稼ぎづらくなったとはいえ、知名度や注文数を考えれば、まだまだアドバンテージがあります。

そんなお悩みを持っているのであれば、まずはUberEatsで副業として稼働してみるのをおススメします。

まずはアプリのダウンロードをして、少しでも収入を増やしていきましょう。

　

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