【軽貨物】GMSリースの料金やメリット・デメリット、評判と向いている人を解説！

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軽貨物ドライバーで働くには事業車が必要になります。
事業車と言っても中古車や新車・リース車と様々な種類があり、どれが自分に合っているか分からないですよね？

私は2022年に会社員を退職して、2023年から軽貨物ドライバーの個人事業主になり、直近に事業車を比較・検討しました。

最後まで読んでもらえればGMSリースについて理解が深まり、自分にはリース車が良いのか、それとも別で購入した方が良いのかが分かります。

結果として、事業車選びに悩む時間を減らすことができ、稼ぐことに注力できるでしょう。

現在の自分の状況と照らし合わせ、自分に1番合った方法で事業車を入手し、悩む時間は軽貨物事業で稼ぐことに使っていきましょう。

　

　

GMSリースの概要

まずリース車を簡単に説明します。リース車とは契約期間中、月々の定額制で新車・中古車に乗れるシステムです。
つまり料金を支払って、月単位で車を借りることができます。

GMSリースは数あるリース車業者の中でも、配送ドライバー向けのカーリースです。
ただGMSリースと言われても、ピンとこない人が多いと思います。

まずは概要を紹介していきます。

会社名	Global Mobility Service株式会社
代表者	代表取締役社長 CEO　中島徳至
本社	〒105-0012　東京都港区芝大門一丁目12番
会社設立日	2013年11月25日
その他	・経団連入会企業 ・経済産業省の推進する『J-Startup』に選定

会社設立から10年間、大きな問題もなく安定した経営を続けている企業です。

アマゾンジャパン合同会社や、メルカリなどの企業が加盟している『経団連』にも入会しています。

自分がリース車を契約するのであれば、安定した企業の方が良いですよね？GMSリースは急に潰れることもないので、安心してリース車に乗れます。

　

GMSリースのメリット

GMSリースを利用するメリットは以下の7つです。

　詳しく紹介していきます。

　

頭金・初期費用が0円で軽バンリース最安値

多くのリース業者では、まず初期費用がかかる業者も少なからずあります。

しかしGMSリースでは初期費用が一切かかりません。
そのうえ自賠責保険や自動車税、重量税もリース代金に含まれているので、少ない資金からでも軽貨物事業を始められます。

また、仮に審査に落ちたとしても何回でもチャレンジできるのも強みです。

　

　

銀行審査なしの審査通過率98%なのでほぼ落ちない

GMSでは銀行審査ではなく、社内独自審査を設けています。

選べる審査方法と複数回チャレンジできる審査により、98％の審査通過実績を実現しています。

GMSリースでは『MSCC』という、自社開発のデバイスを車両に取り付けることで、「エンジンの遠隔起動制御」と「位置情報の把握」を可能としています。

簡単に言えば、GMSリース側での遠隔操作でエンジンを止められ、位置も把握できるシステムです。MSCCで与信補強することで、審査通過が難しい人もリース契約が可能となります。

　

　

走行距離制限なし

GMSリースでは、リースした軽バンで月に何㎞走っても追加で料金が発生することはありません。

そのため走行距離を気にする必要がなく、配達業務に集中できます。

また私用で車を使っても問題ないので、利便性が高いです。

　

黒ナンバー取得を代行でやってくれる

GMSリースでは面倒な『黒ナンバーの取得』も無料で代行してくれます。

書類が郵送されてくるので、必要事項記入と押印をすればOKです。

黒ナンバーの取得は自分でやろうとすると、面倒ですし手間も時間もかかります。

無料で黒ナンバー取得を代行してくれるなら、手間も時間も省けるのでそのほうが絶対に良いです。

　

黒ナンバーの取得についてはコチラ ↓
【軽貨物開業】黒ナンバー取得に必要なもの4つと当日の流れを現役ドライバーが解説！　

　

3度の経済産業大臣賞受賞なので安心

経済産業大臣賞とは、標準の策定や製品・サービスが標準に適合していることを評価する制度で、産業標準化に顕著な功績があった組織に対する表彰です。

GMSリースはこの経済産業大臣賞を3回受賞しています。つまり『経済産業省に認められた企業』ということなので、安心して利用することができます。

　

自動車任意保険料も含まれている

月々のリース料金の中には、任意保険の料金も含まれています。
保険内容は以下のとおりです。

対物が1億円以上・対人が無制限なので、Amazonフレックスやその他委託会社にも登録できます。

また、事業用任意保険を取り扱っている保険会社を探す必要が無くなるので、手間を時間を大幅に省けます。

　

事業用の任意保険についてはこちら ↓
【事業用任意保険】7社の料金比較とおススメ1選を現役軽貨物ドライバーが解説！

　

中古車は登録7年以内の整備済車両

GMSリースの中古車は、登録7年以内で車検整備済の車両をリース車にしています。

取り扱っている中古車の特徴は以下の通りです。

仕入の際には、査定のプロが1台1台確認をしています。なので中古車で心配な『すぐに故障・急な修理代金の出費・頻繁なメンテナンス』の心配がありません。

　

　

　

GMSリースのデメリット

GMSリースを利用するデメリットは以下の4つです。

詳しく解説していきます。

　

車のカスタマイズはできない

仕事で使用する車両であれば、自分が使いやすいようにカスタマイズしたいですよね？

ですがリース車は自分の持ち物ではないので、契約が終了したら返却する必要があります。原状復帰が基本なので、自分仕様にカスタマイズすると、最後に面倒なことになってしまいます。

リース車は自由にできないので、自分仕様にカスタマイズしたい人には、デメリットと言えるでしょう。

　

3年以上使用するなら新車購入の方がお得

3年以上乗るのであれば、新車を購入した方がお得になります。GMSリースの見積りで、汎用的な条件で確認してみましょう。

上記の条件であれば、1番安いプランで月額料金は38,900円（税込）です。

　

38,900円を契約期間の3年（36ヵ月）乗る場合、合計1,400,400円です。この金額なら新車の軽バンが購入できます。

3年以上乗るのであれば、自分で購入した方がお得になります。

　

　

リース料金の滞納で車両の使用ができなくなる

GMSリースの車両には『MSCC』が搭載されています。MSCCはエンジンの遠隔操作や位置情報の取得ができるシステムだと説明しました。

つまりリース料の滞納がある場合、GMS側が強制的に車両を使えなくすることもできるわけです。

ですがリース料を支払っていれば問題ないので、滞納には注意していきましょう。

　

途中解約ができない

どこのリース会社でもそうですが、GMSリースも途中解約ができません。

仮に途中解約する場合は、残りの期間分の料金を一括で支払わなければいけません。

完全に無駄な出費になってしまうので、短期的に事業車を使用したい人には向いていません。

　

　

GMSリースが向いている人

GMSリースが向いている人は以下の5つ、いずれかにあてはまる人です。

GMSリースは98%審査に通り、リース料金は口座引き落としです。なので過去にクレジットカードなどで滞納した人も審査通過できる可能性が高いです。

リース料金は初期費用無しの毎月定額なので、事業車を一括で購入できない人にもおススメできます。

『黒ナンバーの手続きが分からない・面倒・時間が無い』そんな人でも、オンラインで完結できるので来店形式のシステムより、断然手間と時間が短縮されます。

契約期間が終了しても、任意でリース車を買い取ることもできるので、軽貨物事業で独立したい人にもピッタリです。

　

GMSリースが向いていない人

向いている人もいれば、向いていない人もいます。
向いていない人は以下の2つ、いずれかに当てはまる人です。

事業車を一括で購入できる資金がある人は、普通に購入した方が安く済みます。短期的に軽貨物事業を考えている人も向いていません。

例えば副業や、隙間時間でのお小遣い稼ぎを目的とした場合は止めた方が良いです。契約期間が最低3年なので、仮に1年で辞めた場合も3年分の料金がかかります。

上記のどちらかに当てはまる場合は、GMSリースには向いていないでしょう。

　

料金プラン

GMSリースの料金プランは大きく2つに分かれており、住んでいる地域によって条件が変わってきます。

料金プランは新車なのか中古なのか、どこに住んでいて・どこで使用するのかで変わります。

自分の希望・条件のプランを、あらかじめ確認しておいた方が良いです。

今回は新車プラン・中古車プラン共に、以下の条件で料金プランを確認します。

　

新車プラン（5種類）

新車のプランは5つあり、自宅エリアの条件によって料金が変わってきます。

料金プラン	新車1	新車2	新車3	新車4	新車5
自宅エリア	1都3県	1都6県	2府4県＋愛知	全国	沖縄
契約期間	3年 4年	4年	4年	4年	4年
月額料金	3年：56,980円 4年：54,890円	54,890円	54,890円	54,890円	54,890円
リース満了後購入	3年：110,000円 4年：無料	無料	無料	無料	無料
車検	2年あり	2年あり	2年あり	2年あり	2年あり
保険	対人対物 人身損害保険	対人対物 人身損害保険	対人対物 人身損害保険	対人対物 人身損害保険	対人対物 人身損害保険
走行距離制限	なし	なし	なし	なし	なし

新車プランでは契約期間が4年が多く、リース満了後購入が無料なのが特徴です。

　

中古車プラン（4種類）

中古車のプランは4つあります。詳細は以下の通りです。

料金プラン	中古車1	中古車2	中古車3	中古車4
自宅エリア	1都3県	1都6県	2府4県＋愛知	全国
契約期間	3年	3年	3年	3年
月額料金	49,480円	45,430円	49,480円	49,480円
リース満了後購入	55,000円	55,000円	55,000円	55,000円
車検	2年あり	2年あり	2年あり	2年あり
保険	対人対物 人身損害保険	対人対物 人身損害保険	対人対物 人身損害保険	対人対物 人身損害保険
走行距離制限	なし	なし	なし	なし

中古車プランは契約期間が3年で、リース満了後購入で55,000円かかるのが特徴です。

　

　

GMSリースの料金に含まれている費用・含まれない費用

ここではGMSリースの料金に含まれる費用・含まれない費用を紹介していきます。

自分で車両を所持する場合、自分で全て払込みをする必要がありますが、GMSリースで契約していれば一部の支払いを代行してくれるので楽です。

車両費に関しては月々のリース代に含まれています。黒ナンバー代行の費用も、初期費用に組みこまれているので考えなくてOKです。

自動車税は1年に1回支払う必要があり、支払いを忘れてしまうと延滞料金を課せられることもあります。ですがGMSリースであれば、月々のリース料金に含まれているので払い忘れの心配がありません。

自動車重量税は新車登録時や車検で支払う税金、自賠責保険はすべての車で加入しないといけない保険です。GMSリースでは初回のみリース料金に含まれます。

　

車検代は月々のリース料金に含まれていません。なので、車検代については自分で準備が必要です。

ガソリン代も同様です。走った分のガソリン代は自分で支払う必要があります。

金額的にも時間的にも全て自分で支払い可能であれば、自分で車両を所持したほうが合計金額は安いです。

ただ時間的に厳しく少しでも楽な方が良いのであれば、GMSリースで契約するのも1つの手です。

　

GMSリースの評判・口コミ

GMSリースを実際に利用している人の評判が気になる人も居ると思います。

検討する時の参考にしてください。

最後の砦　GMSリースならなんとかなるよ

— 釣り馬鹿🎣ひろちゃん (@hironori47) March 10, 2021

GMSの事業で、従来の与信審査に通過しない人でもローン/リースが可能にするFinTechサービスの仕組みが興味深い。発展途上国での活用が記事になっている。「真面目に働く人が正しく評価される仕組み」を創造するというビジョンに感銘。https://t.co/1P5DrY7GGC pic.twitter.com/FLpDSxyEzf

— Shogo (@ShogoITwakuwaku) March 3, 2022

審査に通りやすいため、事業が始めやすいことが良い点として挙げられています。

初めて軽貨物事業をする人でも、事業車の心配をせずに始められるのはメリットです。

　

　

審査・契約の流れ

GMSリースを利用するには、まず審査に通らなければいけません。独自の審査基準を採用しているので、通常の審査で通らないような人でも、十分に審査通過の可能性があります。

また契約に関しても、オンライン上で完結するので実店舗に行く必要が無く、手間と時間が省けます。

　

簡単お見積りフォームを記入する

ここでは実際のGMSリースの画面も交えて説明していきます。

GMSリースのHP画面の右上、「車種と料金表をチェック」を選択。

　

選択すると「簡単お見積りフォーム」に移動します。

簡単お見積りフォームでは以下の情報入力が必要です。

必要事項を入力して画面下部にスクロールすると、条件に合った契約内容が出てきます。

画面右側の「見積りを見る」を選択すると、一気に画面下に移動可能です。

この場合だと選択可能なプランが3つあります。画面右の矢印で選択可能。

さらに画面下にいくと在庫がある車両が表示されます。

画面下部の「この車両で申し込む」に進むと、今までの内容を確認可能です。

内容を確認して同意すると、リースの申し込み画面に進みます。

リースの申し込み画面では、住所や氏名・電話番号などの個人情報を入力。

これで審査までの流れは終了です。

　

審査

審査は年齢・職業・年収を基準に、リース料金を問題なく支払いできるか判断され、何よりも安定して支払能力があるかが重要になります。

第一希望のプランが通らず、第二希望のプランになることもごく稀にありますが、審査通過率は98％なので、ほとんどの人が審査通過できています。

審査に要する日数は3営業日以内。月曜日に審査を開始したら木曜日には結果が出るイメージです。

ただ唯一、絶対に審査が通らない場合があります。それは反社会勢力に属している人です。

軽貨物事業をする人であれば、反社会勢力には属していないので、無視しても大丈夫でしょう。

　

契約・納車

契約はオンライン上で完結し、審査もオンライン上でのやりとりだけでOK。

審査が通った場合は、証明写真を送る必要があります。
納車に関しては店舗に行くか、自宅まで配車してもらうかを選べます。

ここで順番を確認してみましょう。

まずプランと車種を選択します。自宅の場所で料金が変わるので確認しておきましょう。

必要事項を入力すると3営業日以内で連絡がくるので、審査通過後に契約書類を記入し送付します。

最後に納車日を調整して、納車の流れとなります。

自分で事業車を購入する時と比べ、GMSリースの契約の方が簡単です。

　

　

GMSリース　まとめ

GMSリースについて紹介してきましたが、ここでまとめをしておきます。

メリット以下の7つです。

　

　

デメリットは以下の4つになります。

　　

　

向いている人は以下の5つになります。

　

　

向いていない人の特徴は以下の2つです。

　

『一括で事業車を購入する資金が無い・軽貨物事業をしたいけど黒ナンバー手続きがわからない』

私も最初はそうでした。資金も無く、手続きのやり方もわからずに１から調べました。同じようなお悩みがある人は、GMSリースを利用して軽貨物事業を始めてみましょう。

私が最初からGMSリースを知っていれば、迷わず利用していたでしょう。

GMSリースは軽バン専門ですが、無限に仕入ができるわけではありません。

自分が「この車種が良い！」と思っても、希望する車種は先着順になってしまいます。ただ、条件が良い車種は人気も高いので、早めに無くなってしまう可能性が高いです。

軽貨物ドライバーで事業をするのであれば、事業車は仕事道具です。仕事道具をいいかげんに扱う人は、成功できないと良く言われています。
実際に色んなドライバーさんを見てきて、それは軽貨物ドライバーでも同じだと感じます。

GMSリースの利用を考えている人は、自分の希望する車種が無くならないうちに、早めに申し込んでおいてください。