- 軽貨物ドライバーを始める時の車の選び方は?
- 車両購入時のチェックポイントはどこ?
- 買い換えるタイミングと基準は?
軽貨物ドライバーになる際に、上記のような悩みがある人も居ると思います。
軽貨物ドライバーにとって仕事道具となる「車」は、選び方を間違えると余計な出費がかさんでしまいます。それも何万円~何十万単位でです。
私は2022年に会社員を退職して、2023年から軽貨物ドライバーの個人事業主になり、事業車の選定・購入をしました。
この記事では事業車の選び方や、購入の際にチェックするポイント・買い替えのタイミングについて解説しています。
記事を読むメリット
●事業車を購入する前に対策ができる
●購入時のチェックポイントがわかる
●買い換える時の判断基準がわかる
事業車の選び方と、車両購入・買い換えのポイントを理解すれば、無駄に悩む時間を減らせます。
軽貨物ドライバーとして稼ぐこと以外に悩む・・・そんな時間をできるだけ減らしていきましょう。
悩む時間を減らして、浮いた時間は稼ぐことに使っていきましょう。
- 記事を監修してくれた税理士さん
- 在岡 俊樹(ありおか としき)税理士・宅地建物取引士
【自己紹介】
一般企業の経理、税理士法人勤務を経て千葉県で独立開業しました。
スタートアップ企業の税務支援、個人事業主の確定申告、個人の相続対策を得意としております。
法人、個人の相談実績は200件以上あり。
千葉市で税理士をお探しなら、千葉駅から徒歩5分の在岡税理士事務所へ。当事務所は、顧問契約、確定申告、融資サポート、相続税申告など多様なサービスを提供しています。お客さまのニーズに合わせて親身にサポートをいたします。
在岡税理士事務所HP
千葉市で税理士をお探しなら在岡税理士事務所
軽貨物ドライバーの事業車の選び方
軽貨物ドライバーの事業車の選び方のポイントは3つあります。
- 最大積載量350㎏
- 排気量660㏄以下
- 車のタイプ
特に、最大積載量を間違えると軽貨物事業ができなくなってしまうので、注意していきましょう。
順番に解説していきます。
間違えて選ぶと、購入代が丸々無駄になってしまうので注意してください。
最大積載量350㎏
軽貨物ドライバーで働くなら、事業車の最大積載量は350㎏あった方が絶対に良いです。
350㎏以下だと仕事の幅が狭まってしまいます。例えばヤマト運輸や佐川急便。
普通の軽自動車の配達員よりも、軽バンの配達員の方が多く見かけませんか?
「最大積載量350㎏以下の車とは契約しない」と、口に出してはっきりは言いませんが、傾向は顕著に表れています。
事業車を選ぶ際に最大積載量は350㎏あった方が、幅も広がりますし仕事の取りやすさもアップします。
最大積載量は350㎏あったほうが、仕事の取りやすさもアップするのね。
軽貨物で事業をするなら、黒ナンバーの取得が絶対です。黒ナンバーを取得する詳細はこちら ↓
【軽貨物開業】黒ナンバー取得に必要なもの4つと当日の流れを現役ドライバーが解説!
排気量660㏄以下
排気量は必ず、660㏄以下の車を選んでください。
660㏄以上になると軽自動車ではなく、普通車のくくりになってしまため、重量税や車検代・メンテナンス代が多くかかってしまいます。
何より「軽貨物」ではないので、「軽貨物事業」そのものができなくなってしまいます。
- 排気量660㏄以下の車種例
- ・一般の軽自動車(ワゴンRなど)
・軽貨物車(軽バン、軽トラック、軽ボンネットバン)
軽自動車の規格は、国土交通省から案内が出ています。
<国土交通省:自動車の種類>
事業車を選ぶ際には、必ず排気量が660㏄以下の車を選ぶようにしてください。
排気量が660㏄以下でないと、軽貨物事業ができないのか・・・
車のタイプ
軽貨物事業には車のタイプも重要になります。
主に使用されるタイプは以下の3つのタイプです。
- 軽貨物で使用される車タイプ
- 1.軽バンタイプ
2.軽トラックタイプ
3.軽ボンネットバンタイプ
次にタイプ別の主要な車種を紹介します。
1.軽バンタイプの主要な車種
・スズキ エブリィ
・ダイハツ ハイゼット
・三菱 ミニキャブ
特徴:オールマイティな場面で活躍し、荷崩れを起こしにくい
使用用途:Amazonフレックスや、フードデリバリーをするなら軽バンタイプ。
2.軽トラックタイプの主要な車種
・スズキ キャリィ
・ダイハツ ハイゼットトラック
・日産 クリッパートラック
・ホンダ アクティトラック
特徴:小回りが軽バンより利く。
使用用途:高さがある荷物を運ぶなら、軽トラックタイプ。
3.軽ボンネットバンタイプの主要な車種
・スズキ アルトバン
・ダイハツ ハイゼットキャディ
・ホンダ N-VAN
特徴:乗用車に近く、汎用性は軽バンに多少劣るが安定感がある。
使用用途:フードデリバリー向き。
Amazonフレックスやフードデリバリーをやる場合は、軽バンタイプが1番適しています。
ボンネットバンタイプは荷台が軽バンより狭いので、フードデリバリー向けです。
冷蔵庫や電子レンジなどの家電、寝具などを運ぶなら、軽トラックが適しています。
軽バンならオールマイティに使えそう!
事業車両を購入するときのポイント5選
実際に事業車両を購入する際の、ポイントを5つ解説していきます。事前にチェックすることで、購入してから後悔する可能性が減ります。
- 走行距離は80,000㎞以下を選ぶ
- 車検は済んでいるか確認する
- 後部座席はフラットになるか
- エアコンに問題は無いか
- 価格が300,000円未満
全て大事ですが、特に「エアコンに問題は無いか」は注意してチェックしましょう。夏場になってエアコンが効いていないと、仕事どころか体調に影響を及ぼしてしまいます。
それでは順番に解説してきます。
事前にチェックして、購入後に後悔しないよう注意してください。
走行距離は80,000㎞以下を選ぶ
走行距離は80,000㎞以下の車両を選んだ方が良いです。
軽貨物ドライバーとして実際に働くと、年間30,000㎞~50,000㎞ほどの走行距離になります。
一般的に軽自動車の寿命は、120,000㎞がボーダーラインとされています。
仮に走行距離が100,000㎞の車両を購入すると、1年で寿命のボーダーラインです。
メンテナンスを頻繁に行っていれば、多少寿命は延びますがそれも時間の問題でしょう。
これでは毎年のように事業車を購入することになってしまいます。
走行距離は少なければ少ないほど長く乗ることができ、手間的にも急なメンテナンスが減るので、結果的に楽です。
軽貨物事業で使用する事業車は、80,000㎞以下の車両を探すようにすると、毎年のように購入せずに済みます。
毎年のように事業車を購入していたら、手元に残る金額が減ってしまうわね・・・
車検は済んでいるか確認する
車両を購入する時には、車検が済んでいるかどうか確認してください。
車検が済んでいない車両を購入すると、軽貨物事業をする前に、自分で車検に出さなければいけません。
そうなると費用がかかりますし、軽貨物ドライバーで稼働できる日が減ってしまいます。
車検にかかる日数が仮に2日間とすると、大体25,000円~30,000円の報酬が無くなります。
そのうえで車検の費用がかかるので、完全にマイナスしかありません。
車検が済んでいる車両であれば、タイムラグ無しで稼働できるので、車検済の車両を購入した方がメリットがあります。
後部座席はフラットになるか
車両を購入する前に、後部座席がフラットになるか確認しておきましょう。
軽バンを購入すると仮定した場合、後部座席がフラットにならないと、荷物を置けるスペースが減ってしまいます。
人によっては後部座席があった方が、荷物を分けるうえで分けやすいという人もいますが、それはフラットであってもできます。
軽貨物の中には長いもの、例えば釣り竿や組み立ての椅子なども含まれます。
そういう荷物は後部座席がフラットにならないと、納まりが悪かったり入らなかったりすることもあります。
後部座席がフラットになるタイプであれば、自分の意志で持ち上げて戻すこともできるので、フラットになるほうが利便性が高いです。
大きい荷物なんかは、後部座席が邪魔になることもあるのね。
エアコンに問題は無いか
エアコンに問題は無いかも事前に確認してください。
軽貨物ドライバーは車内にいることが多いので、エアコンの調子が悪いと夏場は車内がサウナ状態と化し、冬場は冷えきった状態で仕事をすることになってしまいます。
特に夏はエアコンに問題があると本当に危険です。
昼間に仕事をする場合がほとんどなので、熱中症や脱水症状のリスクが増してしまい、事故の危険性も高まってしまいます。
仕事面での影響も大きいですが、それよりも体調に悪影響です。事業車を購入する際には、エアコンに問題は無いか確認してから、車両を購入するようにしましょう。
価格が300,000円未満
中古車を選ぶ場合は、価格が300,000円未満のものを選んでください。
確定申告の際に青色申告であれば、300,000円未満のものは経費にすることが可能です。
ただ、注意点もあります。それは、300,000円未満を一括で経費にする特例は、年間限度額が300万円と決まっています。
例えば、300,000円のものを10個までなら一括で経費にできるけど、11個目からは年をまたいで経費にしなければいけないということ。
特例を適用する場合は、青色申告決算書の減価償却費の計算欄に「措法28の2」を適用する旨を記載しなければなりません。
「措法28の2」を全て理解しようとすると、時間がかかるので抜粋して解説します。
(取得価額の判定単位)
28の2-2 措置法第28条の2第1項に規定する少額減価償却資産の取得価額が30万円未満であるかどうかについては、通常1単位として取引されるその単位、例えば、機械及び装置については1台又は1基ごとに、工具、器具及び備品については1個、1組又は1そろいごとに判定し、構築物のうち例えば枕木、電柱等単体では機能を発揮できないものについては、社会通念上一の効用を有すると認められる単位ごとに判定する。(平15課個2-25、課審4-39追加)
国税庁:第28条の2((中小事業者の少額減価償却資産の取得価額の必要経費算入の特例))関係より引用
内容が難しいので簡単に言うと、取得した金額が300,000円未満かどうかは、それぞれ単体で考えるということです。
例えば車なら1台ごと・PCも1台ごとです。軽貨物事業であれば、1回で300,000円くらいの経費となると事業車しかありません。
なので、事業車1台ごとに減価償却して良いよということです。
(明細書の添付)
28の2-3 青色申告書を提出する中小事業者が当該年分の確定申告書に添付する法第149条に規定する明細書(いわゆる「青色申告決算書」)の「減価償却費の計算」欄に次に掲げる事項を記載して提出し、かつ、当該減価償却資産の明細を別途保管している場合には、措置法第28条の2第3項に規定する「少額減価償却資産の取得価額に関する明細書」の提出を省略して差し支えないものとする。(平15課個2-25、課審4-39追加、平18課個2-23、課審4-116、平27課個2-11、課法10-16、課審5-7改正)
国税庁:第28条の2((中小事業者の少額減価償却資産の取得価額の必要経費算入の特例))関係より引用
- (1) 取得価額30万円未満の減価償却資産について、措置法第28条の2第1項の規定を適用していること
- (2) 適用した減価償却資産の取得価額の合計額
- (3) 適用した減価償却資産の明細は、別途保管していること
かいつまんで説明すると、以下のようになります。
- 300,000円未満のものを経費にするには、青色申告書を提出する
- 青色申告書の「減価償却費の計算欄」に車を購入した時の金額を記入する
- 購入したときの明細書を保管しておく
つまり、青色申告書を提出する時に、車を買った金額を記入して、別途で明細は保管しておくということです。
これが300,000円以上になると計算が月割りになるため、事業車を購入した最初の年は経費にほとんどできない可能性があります。
例えば300,000円以上のものを、12月に購入したら1ヶ月分しか経費にできません。毎年1月~12月までの期間で確定申告をするからです。
300,000円未満の特例を使用すれば、月割りの概念がありません。そのため、事業車を購入した最初の年に、全て経費に落とすことが可能です。
減価償却とは固定資産の耐用年数に基づき、計算式に当てはめて償却していくこと。
例えば「500,000円の中古車を、耐用年数4年で減価償却する場合」は以下のようになります。
500,000円÷4年=125,000円、つまり1年に125,000円は経費にできる。
購入した年は500,000円の出費があっても、125,000円の経費になる。
残りの出費分375,000円は負債になり、経費計上は次年度以降に持ち越し。
ここまで聞くとこう思いませんか?
「耐用年数?減価償却?良く分からないし、めんどくさい!」
簿記の知識があれば理解できますが、そうでないと理解に時間がかかります。
特に初年度はほとんどの人が、確定申告も初めてなのでそこまで気が回りません。
それなら最初から300,000円未満の車両を購入すれば、1回で経費にできるので耐用年数や、減価償却を気にする必要がなくなります。
中古車を選ぶ場合は、価格が300,000円未満のものを選ぶようにして、できるだけ面倒を無くしていきましょう。
300,000円未満なら、1回で経費にできるのね!
経費になるものや、ならないものを判断するのは難しいです。さらに確定申告を初めてやる時には、失敗をする可能性があります。
もし不安の方が大きければ、税理士さんにお願いしてしまうのが良いです。悩む時間が減り、会計のストレスからも解放されます。
税理士にお願いしたい人はこちら ↓
【軽貨物】失敗しないための税理士紹介サイト比較とおすすめランキング5選!
軽貨物車両自由化でも最大積載量は350㎏を選ぶ
2022年10月27日から、一般軽自動車でも軽貨物事業ができるようになり、規定に則った構造変更も必要なくなりました。
しかしそれでも、事業車は最大積載量350㎏の車両を選んだ方が良いです。
その理由は以下の2つです。
- 仕事の制限を受ける
- 過積載のリスクがある
詳しく解説していきます。
最大積載量が少ないと、デメリットが多いです。
仕事の制限を受ける
軽貨物車両自由化になっても、事業車は最大積載量350㎏の車両を選んだ方が良いです。
理由は単純で、元々が最大積載量350㎏の車両ばかりだったから。
軽貨物車両自由化で、通常の軽自動車が軽貨物OKになったとしても、最大積載量350㎏の車両の方がアドバンテージがあります。
通常の軽自動車は、最大積載量350㎏の車両の積み切れなかった分や、なんらかの理由で弾かれた荷物が割り当てられます。
それだけでは配達件数が伸びないので、当然報酬も少なくなります。生活のために仕事をしているはずなので、報酬が少ないのは死活問題です。
不利な状況を作らないためにも、事業車は最大積載量350㎏の車両を選んだ方が良いです。
仕事の制限は生活に直結するから、最大積載量は350㎏の方が良いわね。
過積載のリスクがある
実際に荷物を積んでいると、思った以上に積載量があります。
最大積載量が少ない場合、過積載になるリスクが高いです。
過積載は運転手と荷主、つまりドライバーとお客さまが罰せられます。
またAmazonフレックスなど会社を介している場合、仲介会社も処罰対象なのでAmazonも処罰されます。
仕事を取るうえでも、過積載のリスクが高いドライバーより、リスクが少ないドライバーの方が当然仕事があります。
2022年の軽貨物車両自由化で、一般軽自動車でも軽貨物事業ができるようになりました。
ですが事業車に選ぶなら、仕事の制限とリスクヘッジの観点から見ても、最大積載量は350㎏の車両の方が絶対に良いです。
自分を守るうえでも、最大積載量は350㎏の方が良いわね。
事業車を買い替える3つのタイミング
ここまで事業車の選び方・購入のポイントを解説してきました。
買い換えるタイミングでも、悩む人がいると思うので解説しておきます。
事業車を買い替えるタイミングは、次の3つのどれかに当てはまったら考えてみてください。
- 事業車の減価償却が終わったとき
- 乗っていて不具合が起きる
- 印象が悪い見栄えになったとき
特に、乗っていて不具合が起きるようなら、すぐに次の事業車を探した方が良いです。
それでは詳しく解説していきます。
買い替えるタイミングを決めておけば、事前に探せるので効率が良いです。
事業車の減価償却が終わったとき
先ほど減価償却について触れました。
<事業車両を購入するときのポイント5選:価格が300,000円未満>
減価償却が終わるということは、対象の固定資産に対する負債が無い状態なので、事業車を買い換えるには良いタイミングです。
例えば500,000円の減価償却が終わったタイミングの場合。
負債がゼロの状態なので、新たに300,000円の中古車を購入しとき、青色申告なら300,000円未満を1回で経費にできます。
仮に500,000円の中古車を購入したら、また4回に分けて経費計上します。
既存の事業車の減価償却が終わったタイミングなら、負債がゼロ状態で青色申告をフルに使えるため、新たに事業車を購入するのに適したタイミングです。
減価償却が終わったタイミングなら、青色申告をフルに使えるのね。
乗っていて不具合が起きる
当然ですが乗っていて不具合が起きる場合も、買い換えのタイミングです。
軽貨物ドライバーは、お客様に荷物を届ける仕事。仮に事業車に不具合が起きて、荷物を届けられなかったとします。
そうなるとお客様に迷惑がかかりますし、元請けの会社さんにんも迷惑がかかります。
個人事業主の軽貨物ドライバーは、業務委託契約の場合が多いです。
荷受人のお客様・元請け会社さんからすれば、荷物を届けられなかったドライバーより、ちゃんと届けてくれるドライバーの方が良いですよね?
業務委託契約である以上、委託されている仕事ができなければ、当然契約は解除です。
つまり仕事をクビになってしまいます。
事業車の不具合は生活に直結しますし、お客様・元請け会社さんにも迷惑がかかるので、買い換えのタイミングです。
不具合はいつ起きるかわからないから、定期的に次の事業車を探しておいたほうが良いわね。
印象が悪い見栄えになったとき
事業車を見て印象が悪い見栄えになったときも、買い換えのタイミングです。
自分が仕事に使っている車だとしても荷受人のお客様から見れば、元請け会社さんが使っている車になります。
見栄えが悪いと、元請け会社さんに迷惑がかかる可能性があります。
例えばお客様から見て、見栄えの印象が悪ければ元請け会社さんに、クレームがいくかもしれません。
そうなると元請け会社さんからすれば、「クレームをもらったドライバー」になります。
クレームをもらうドライバーより、クレームがないドライバーの方が、業務委託もしやすいですよね?
つまり「クレームをもらったドライバー」は、仕事が減ったり契約解除になるリスクがあります。
そんなリスクを背負わないためにも、事業車の印象が悪い見栄えになったときは、買い換えのタイミングです。
事業車の見栄えも、仕事に影響するのね。
事業車を購入後、軽自動車検査協会で黒ナンバーにする
事業用の車両を購入したら、軽自動車検査協会で黒ナンバーにしないといけません。
詳細はこちらの記事で解説しています。 ↓
【軽貨物開業】黒ナンバー取得に必要なもの4つと当日の流れを現役ドライバーが解説!
ポイントは以下の2つ。
- ナンバープレートが黒になったか
- 車検証の使用用途が自家用から「営業用」・又は「貨物用」に変更されているか
軽自動車検査協会で手続きをして、通常の黄色いナンバープレートを返還します。
その際に、黒色のナンバープレートを購入します。料金は2,000円~3,000円あれば大丈夫です。
取りつけはプラスドライバーがあればOK。簡単に交換できます。
また、車検証の使用用途が「自家用」のままだと、軽貨物事業はできません。
「営業用」又は「貨物用」に変更されているか確認してください。
自家用の例
・地名500 こ00‐00
地名の後ろの3ケタの番号が500番台であれば自家用
営業用または貨物用の例
・地名480 こ00‐00
地名の後ろの3ケタの番号が400番台であれば営業用または貨物用
ナンバープレートが黒ナンバー、使用用途が「営業用」または「貨物用」になっていれば、事業車の準備はOKです。
事業車を購入しなくてもリースという選択肢もあります。
リースの詳細な記事はこちら ↓
【軽貨物】GMSリースの料金やメリット・デメリット、評判と向いている人を解説!
軽貨物事業車の選び方と購入のポイント まとめ
ここでは今までの内容をまとめていきます。
事業車の選び方は以下の通り。
軽貨物事業車の選び方
●最大積載量350kg
●排気量660cc以下
●車のタイプ
事業車両を購入するときのポイント
●走行距離は80,000㎞以下を選ぶ
●車検は済んでいるか確認する
●後部座席はフラットになるか
●エアコンに問題は無いか
●価格が300,000円未満
事業車の購入前にチェックして、買ってから後悔しないようにしましょう。