- 未配を出すとアカウントが心配
- オファーが減ってしまうのでは?
- 将来的に続けていける?
Amazonフレックスで未配を出してしまうと、上記のような不安に駆られることもあると思います。
未配が続くとアカウントの評価が下がってしまいますし、最悪の場合はアカウント停止になってしまう可能性も否めません。
私は2023年から軽貨物ドライバーの個人事業主になりました。Amazonフレックスの配達は25,000個以上、出前館・ウーバーイーツの配達は500件以上です。地道に配達を重ねて、月収40万円以上を達成しました。
実際に配達している経験を元に、この記事ではAmazonフレックスで未配を出さない対処法と、未配になってしまう原因を解説していきます。
記事を読むメリット
●未配を出してしまう可能性が下がる
●未配になった時のデメリットがわかる
●トラブル等で大量の未配を出してしまった時の対処法がわかる
これから紹介する対処法を実践すれば、Amazonフレックスでの未配は確実に減ります。未配をなるべく出さないようにして、自分のアカウントや収入を守っていきましょう。
Amazonフレックスで未配を出さない対処法9選
ここではAmazonフレックスで未配を出さない対処法を9つ解説していきます。
実際に私がステーションから、配達先まで行くときに注意していることを順番で解説していくので、是非参考にしてください。
- 荷物を積む時にルールを決めておく
- 時間指定を中心にして大筋の配達ルートを決める
- 直近エリアの荷物を整理しておく
- 時間指定の荷物はわかるようにする
- 大きい道路でエリアを分ける
- 次の配達先の情報・ピンずれを確認する
- 配達先の入り口・宅配ボックスの場所を把握する
- エリア分けバッグを1つずつ片付ける
- 可能なかぎり左回りで配達する
冒頭でも言いましたが、実践できれば確実に未配は減ります。
すぐに全部を実践できなくても、段々とできるようにしていってください。
それでは順番に解説していきます。
荷物を積む時にルールを決めておく
未配を継続的に出してしまう人は、「荷物を探すのに時間がかかる」ことが多いです。時間のロスを減らすには、荷物の場所を大体でも良いので、把握しないといけません。
把握する手段として最も簡単なのは、「荷物を積む時にルールを決めておく」ことです。実際に私が荷積みの際に決めているルールは、以下の通りです。
- バッグ4つは後部、残りのバッグはバラす
- オーバーサイズ・バッグのバラしは運転席後ろ
- 可能な限り、見やすい位置に番号を手書きする
- 飲料系は助手席の後ろ
- 車体の真ん中辺りは背の高い荷物
- パッケージ・封筒は可能な限り助手席に置く
バッグをバラす場合、箱ものは運転席後ろ・パッケージや封筒は助手席に置いています。
助手席のイメージはこんな感じです。
箱ものは番号が隠れてしまう場合が多いので、可能な限り見やすい位置に手書きで番号を書きます。
飲料系は助手席の後ろで、理由は箱のサイドに番号があるためです。手書きで番号を記入する必要がないので、ドアを開けづらい助手席の後ろにしています。
車体の真ん中あたりは死角になるので、あまり荷物を置きたくありません。なので、できるだけ背の高い荷物を置いて、番号を見やすい位置に記入し、視認しやすくするのが重要です。
ルールを決めておけば、多少のズレはあっても大体は荷物の場所がわかります。荷物を探す時間が減るので結果的に、配達業務の全体の時間短縮になります。
荷物の積み方についてはこちら ↓
【Amazonフレックス】効率的な5つの荷積み方法を図解付きで分かりやすく解説!
荷積みのルールは、自分が分かりやすいものでOKです。
時間指定を中心にして大筋の配達ルートを決める
最初に大筋の配達ルートを決めておくのも、未配を出さない対処法の1つです。ポイントは「時間指定を中心にする」こと。
時間指定を守らないと自分のアカウントにも悪影響です。お客様も自分も損をしてしまうので、時間指定は守るようにしましょう。
時間指定の種類は以下の通りです。
- 朝ブロック(CX) → 8:00~12:00
- 夕方ブロック(MX) → 16:00~19:00
- 夜ブロック(SX) → 19:00~22:00
たまにイレギュラーな時間指定もありますが、上記の時間指定がほとんどです。例えば朝のブロックであれば、8:00~12:00の時間指定を回れるようにルートを決めます。
時間指定を中心にしてルートを考えていきますが、最初にきっちりルートを考えても交通・道路状況で変更する場合や、道を間違えてしまうこともあります。なので、大筋で「こうやって回ろう」と決めておけばOKです。
コツとしては、時間指定が多いエリアを最初に回ること。最初に時間指定を回るのではなくて、ルートを回っていくうちに、自然に消化されるようにしていきましょう。
いざ指定の時間が迫ってきたときに、残りの時間指定の数が少ない状態になるので、精神的に余裕ができます。
時間指定を中心にして大筋のルートを決めておくと、どのように回れば良いかのイメージができます。なので、未配を出す可能性も低くなります。
直近エリアの荷物を整理しておく
荷物を積んで大筋の配達ルートを決めたら、直近エリアの荷物を整理します。
配達先までの道が狭かったり交通量が多い場所の場合、荷物を探す時間がない場合がほとんどです。なので、事前に荷物を整理しておいたほうが、すぐに取り出せるので早いし楽です。
住宅街であれば道の広さがあるところが多いので、配達先に着いてからでもOKです。
荷物整理の仕方もルールを決めておくと迷わなくて済みます。ルールを忘れてしまっては元も子もないので、自分が分かりやすいものにしておきましょう。
バッグから崩す場合に、実際に私が整理するときのルールのイメージは以下のとおりです。
- パッケージ・封筒は他バッグの上に並べる
- パッケージ・封筒は左から番号の若い順番
- 箱ものは崩したバッグの中、Sサイズが手前・Mサイズが後ろ
実際に私がしている整理方法ですが、「大体こんな感じ」というイメージです。
パッケージが多ければバッグの上に乗りらないですし、箱ものとパッケージの位置を逆にしたりもします。荷物量と相談して、自分がわかりやすいように調整していきましょう。
荷物を整理しておくと、探す時間が大幅に減り効率良く配達できるようになります。未配を減らすためにも、直近エリアの荷物は整理しておきましょう。
荷物を整理しておくと、その時だけでなく継続的に効率が良くなるのね!
時間指定の荷物はわかるようにする
先ほど、時間指定を中心にルートを決めると解説しました。ただ、配達先に着いて荷物が見つからないと、結局時間がかかってしまいます。
そうならないためにも、あらかじめ時間指定の荷物はわかるようにしておきましょう。
時間指定の荷物がどこにあるかわかると、配達までのスピードが上がるのはもちろんですが、それ以外にもメリットがあります。
- 配達先でバッグの中身をかき回さなくて済む
- 近辺の荷物がどのバッグかわかる
- 配達時間に過剰な余裕を持たせなくて良くなる
時間指定の荷物を事前にわかるようにしておくと、配達先に着いてからバッグの中身を探さなくて済みます。
なので配達先が狭い道路だとしても、対向車・後続車のことを気にせず配達できるので、ストレスも少ないです。
また、配達先の近辺の荷物がどのバッグにあるかわかるので、ルート調整も可能です。
時間指定の荷物を準備せずに配達ルートを回っていると、実際に配達先に着いてから探す時間を考慮しないといけません。
そうなると、配達先までの時間に余裕を持たせないといけません。
結果的に、過剰に余裕を持って配達先に着いてしまうこともあります。事前に荷物を準備しておけば、不必要に余裕を持たせなくて済みます。
時間指定は早配や遅配をすると、アカウントにも悪影響ですし、良いことは何もありません。
配達スピードも上がり過剰な時間の余裕を持たなくて済むので、時間指定の荷物は事前にわかるようにしておきましょう。
大きい道路でエリアを分ける
続いての未配を出さない対処法は、「大きい道路でエリアを分ける」ことです。
理由としては大きい道路は障害が多いため、大きい道路でエリアを分けて、少しでも配達効率を上げるためです。
基本的に大きい道路は交通量も多く、信号も他の道路に比べて多く設置されています。そうゆう場所をなるべく避けた方が、配達スピードは圧倒的に速いです。
例えば、オフィス街と閑静な住宅街だとどちらが配達しやすいでしょう?
多くの人は住宅街の方が配達しやすいはずで、配達しやすいのは障害になるものが少ないからです。
未配を出さないようにするには、できるだけ障害を避けて配達効率を上げないといけません。
- 車や人の混雑を避ける
- できるだけ信号のないルートを選ぶ
- 大きい交差点での待ち時間を減らす
上記の3つを意識するだけでも、配達効率は上がります。
またこの3つは、大きい道路をエリアで分ければほぼ達成できるので、未配を出さないためにもエリアで分けていきましょう。
エリア分けバッグを1つずつ片付ける
ステーションで積んだバッグは1つずつ片付けた方が楽です。理由は単純で、バッグが空くと配達しやすいからです。
Amazonフレックスを始めたばかりの人であれば、ルートを考えて・荷物を整理して・アプリを操作してと、色々やることが多いので混乱してしまうでしょう。
1つ1つの判断に時間がかかり、最終的に未配になってしまうことも多いはずです。少なくとも、私はそうでした。
それならば、エリア分けバッグを1つずつ片付け、少しでも配達しやすく・効率化しようという話です。
配達しやすくなるのは、以下の3つが可能になるから。
- 荷物を整理しやすくなる
- 持ち戻りの荷物を置くスペースができる
- 運転中の後ろの視界が良くなる
たまに「こっちの方が近いから・回りやすいから」と、最初の方の配達先でバッグをバラバラに崩してしまう人がいます。正直に言って効率は悪くなるし、荷物はまとまらないしで良いことはありません。
ただある程度の配達先を回って荷物が減ってきたら、他のバッグに手をつけても良いでしょう。
要は荷物を整理できたり、持ち戻りの荷物のスペースがあればOKです。
簡単に言えば「自分が荷物を探したり、ルートを回るときに配達しやすくする」ことが目的なので、何がなんでもバッグを1つずつ片づける必要はありません。
未配を出さないようにするには、少しでも配達しやすくして効率化する必要があります。なので、バッグはできるだけ1つずつ片付けていきましょう。
次の配達先の情報・ピンずれを確認する
効率良く配達をこなすには、次の配達先の情報とピンずれを確認しておいてください。
Amazonフレックスのアプリは優秀ですが、ピン自体はドライバーの配達処理の場所を元に立てられるので、それが間違っていればピンもズレてしまいます。
かくいう私も、何回も間違った場所に行ってしまったことがあります。
ピンを信じて配達先に行っても、全く違う住所だったら単純に時間を無駄にしているのと同じです。次の配達先に向かう前に確認しておきましょう。
配達先の情報は、以下の点を注意して確認してみてください。
- アプリの情報と地図の情報が合っているか
- 建物の入り口はどこか
- 荷物の種類
地図は作成されてから時間が経っています。新築やマンションの名前が変更になった場合、地図とアプリで違う表記になっていることがあるので、誤配を防ぐためにも確認しておきましょう。
建物の入り口を間違えると迂回することになるので、余計な時間がかかってしまいます。正しい入り口を判断して、時間を無駄にしないようにしていきましょう。
ポイントは敷地内の広い場所を目指すこと。経験上、敷地が広い場所に建物の入り口があることが多いです。
荷物の種類も配達先に行く前に確認しておきましょう。荷物の種類とは「パッケージ・封筒・S・M・L」などのことです。
荷物の種類を確認しておくと、配達先に行く前に荷物がどこにあるか分かるので、探す時間を短縮できます。
次の配達先の情報とピンずれを確認しておくと、誤配や無駄な移動をする可能性が低くなり、配達効率も上がるので、未配を出してしまう可能性が低くなります。
車に戻る時や、信号の待ち時間などで確認すると、時間も短縮できます。
配達先の入り口・宅配ボックスの場所を把握する
配達先の入り口と宅配ボックスの場所を把握すると、配達処理をするまでの時間が短縮できるので、未配になる可能性を下げられます。
入り口については、先ほどのポイント「敷地の広い場所」を見つけられればOKです。実は宅配ボックスの場所も、建物の入り口が分かれば大体の見当がつきます。
戸建てであれば大体「表札の近辺・玄関ドアの近く」にあるので簡単です。宅配ボックスを探すのに時間がかかるとしたら、マンションだと思います。
マンションの宅配ボックスは、以下の場所にあることが多いです。
- 建物のエントランス内
- エントランス外の左右どちらか
- 駐車場・ゴミ捨て場の近く
マンションの場合は敷地自体が広いので、探す場所を絞らないとかなりの時間を取られてしまいます。宅配ボックスをすぐに探せるかどうかで、配達のスピードが全く違ってくるでしょう。
テンポ良く配達できるため、1件にかかる時間が見違えて変わります。未配を防ぐためにも、配達先の入り口と宅配ボックスの場所を把握しておきましょう。
可能なかぎり左回りで配達する
配達ルートや建物の位置にもよりますが、可能な限り左回りで配達すると効率が良くなります。
左回りで配達すると建物の位置も近くになり、交差点での待ち時間短縮や、配達後すぐに車に乗って走りだせる利点もあります。
そもそも日本の道路は左通行なので、左回りのほうが効率が良いのは当たり前です。
もちろん、ルートの関係でどうしても右周りになってしまうこともあります。それは仕方ありません。
ただ、左回りを意識して配達すれば確実に時間は短縮できるので、未配が続いている場合は意識してみてください。
未配になってしまう原因7選
先ほどまでの「未配を出さない対処法」は、意識的に配達効率を上げる方法です。
ここからは、なぜ未配になってしまうのかの「原因」について解説していきます。
原因がわかって改善できれば、先ほどのコツを意識しなくても、未配を防げる可能性が上がります。
自分はどれが原因で未配になっているのか確認して、1つずつ対処していきましょう。
Amazonフレックスで、未配になってしまう原因が多いのは以下の7つです。
- 荷物を探すのに時間がかかる
- 交差点での信号待ちが多い
- ゼンリン地図とGoogleマップを使い分けていない
- 住所がわからない時に無理して探す
- 配達の順番を考えていない
- アプリ上のピンの番号ルート通りに配達する
- 平行して作業をしていない
どうでしょう?未配になってしまった時に思い当たることがないですか?
改善できれば未配になる可能性は確実に減るので、是非とも改善していきましょう。
それでは順番に解説していきます。
荷物を探すのに時間がかかる
未配になってしまう原因の1つは「荷物を探すのに時間がかかる」です。対処法では「荷物を積む時にルールを決めておく」と解説しました。
今回は「配達個数・荷物を探す時間・ロスしている時間」で、最終的にどのくらい影響するかを表にしてみます。
単純計算ですが、塵も積もれば・・・が実感できるはずなので、参考にしてください。
配達個数 | 荷物を探す時間 | ロスしている時間 | 荷物を探す時間 | ロスしている時間 |
50個 | 10秒 | 500秒 (約8分30秒) | 20秒 | 1000秒 (約17分) |
80個 | 10秒 | 800秒 (約13分30秒) | 20秒 | 1600秒 (約27分) |
100個 | 10秒 | 1000秒 (約17分) | 20秒 | 2000秒 (約34分) |
150個 | 10秒 | 1500秒 (約25分) | 20秒 | 3000秒 (約50分) |
100個で10秒ずつ探すなら約17分、20秒ずつ探すなら約34分もロスしていることになります。
配達が後半になれば、10秒・20秒も荷物を探すことはありません。ただ、配達が前半なら荷物がパンパンなので、近い秒数を使うことも普通にあります。
つまり、平均してどのくらい時間を使っているのかが分かれば、1件で荷物を探すときに使える時間の目安が分かります。
荷物を探す時間が減れば、全体的に時間を短縮するのと同じです。荷物を探すときに使える時間を意識して、未配を防いでいきましょう。
荷物を探す時間が減れば、配達の時間短縮に直結するのね!
交差点での信号待ちが多い
次の未配になってしまう原因は、「交差点での信号待ちが多い」です。
信号は絶対に守らなくてはいけませんが、裏を返せば無条件で時間が取られてしまいます。
例として信号に引っかかる回数を10回、待ち時間を1分として考えてみると、時間のロスは10分になります。10分あれば2~3件は配達先を回れる時間です。
信号しだいでは待ち時間がさらに長い場合もあるので、そうなるとロスする時間はさらに長くなります。
解決法としては、信号のないルートを選ぶしかありません。信号の無いルートが分からない場合は、配達の最中に信号のあるルートと、信号の無いルートを確認しておきましょう。
確かに初回のルートではなかなか難しいでしょう。ただ、確認を意識していると複数回ルートを回れば、何となく察しがつくようになります。
交差点での信号待ちは、配達のスピードにも直結するので、意識するようにしていきましょう。
ゼンリン地図とGoogleマップを使い分けていない
配達場所に辿り着くまでに時間がかかるのも、未配を出してしまう人の原因です。以前の私もそうでした。
なぜ辿り着くまでに時間がかかってしまうのか?先ほど解説した信号待ちも1つの理由ですが、最も大きな理由としては「すべてアプリ内のゼンリン地図」で配達していたからです。
誤解のないように言っておきますが、ゼンリンの地図はものすごく優秀です。ただ、実際に配達をしていると画面の縮尺を合わせたり、配達先の世帯主の確認もするので、手間がかかるのも事実です。
手動で動かすことが多いので、細い道や曲がる道を間違えてしまい、逆に時間がかかってしまうケースがありました。
Amazonフレックスのアプリは、ゼンリン地図とGoogleマップを使い分けることができます。なのにゼンリン地図しか使っていなかったので、半分の地図機能しか使えていませんでした。
ここで実際に私が感じた、ゼンリンの地図とGoogleマップの比較をしてみます。
機能 | ゼンリン地図 | Googleマップ |
配達先の世帯主確認 | 苗字・名前が確認できる | 確認できない |
目的地までのルート案内 | できるが案内が微妙 | 複数ルートを案内可能 |
目的地の周辺確認 | 建物名も記載されるので確認しやすい | 表示されないものが多いので使いにくい |
周辺道路の確認 | 中央分離帯や一方通行もわかる | 立体で表示されるが内容はわかりづらい |
細い道・枝分かれの道の確認 | 手動で画面縮尺を使えばわかる | 手動で画面縮尺を使えばわかる |
ゼンリンの地図は配達先や周辺確認に適していて、Googleマップは目的地までの案内に適しています。
使い方としては、目的地までに複雑なルートや遠いルートはGoogleマップ、目的地周辺の確認やピンポイントで配達先を確認するのはゼンリン地図が有効です。
配達場所に辿り着くまでに時間がかかるのは、余計に迂回したり道を間違えてしまって、本来の最短ルートで回れていないことが多いです。
ゼンリン地図とGoogleマップを上手く活用して、配達先まで最短で辿り着けるように意識していきましょう。
ゼンリン地図とGoogleマップでは、ナビの移動速度が違う点に注意してください。
住所がわからない時に無理して探す
配達先に着いたのに、住所が合わない・・・そんな経験はありませんか?
住所がわからない時に無理をして探すのも、未配を出してしまう人の原因の1つです。
もちろん、探してお届けできればそれが1番良いです。
ただ、そもそも完全に間違ったエリアでピンが立っている場合もあるので、無理して探すと他の配達に影響が出てしまうので良くありません。
住所がわからない場合は、自分でルールを作れば判断に迷わなくて良くなります。参考までに、住所不明の時に私が使っているルールを紹介します。
- 周辺の住所と配達先の住所を確認
- 周辺住所と明らかに違えば、お客様に連絡後すぐに配完処理する
- 3分探してわからなければ、お客様に連絡して配完処理
周辺の住所と配達先の住所が明らかに違う場合、無理して探すのは現実的ではありません。その場合は、配完処理してしまいます。
周辺の住所が合っている場合は、3分探してわからなければ配完処理。それ以上の時間を使うと、他の配達先に回れなくなってしまうからです。
ポイントは必ずお客様に連絡すること。そうしないと住所の間違いやアプリの正確性が問題であっても、ドライバーが勝手に住所不明にしたと記録に残ってしまいます。
住所がわからない時に無理して探すと、他のお客様にも迷惑がかかってしまう可能性や、自分が未配を出してしまう可能性もあります。
全体で考えると、メリットよりもデメリットのほうが大きいです。住所がわからない場合は、自分で探す時間のルールを決めて、それを過ぎてしまうようなら配完処理してしまいましょう。
配達の順番を考えていない
配達の順番を考えていないのも、未配を出してしまう人の原因です。配達の順番とは、どうゆうルートで回れば効率が良いかのことです。
例えば道路を挟んで左右に配達先がある場合。
毎回道路を横断して配達すると、待ち時間が多くなってしまいます。それなら左側の配達先を終わらせてから、道路を旋回して右側に配達先に行った方が効率が良いです。
配達件数が多くなればなるほど、待ち時間のロスが響いてきてしまいます。結果的に、未配を出してしまう可能性が高いです。
ただ、1件~2件のために後になって戻ってこなければいけない場合は、その場で配達してしまった方が効率が良いこともあるでしょう。そこは回るルートと相談して判断してみてください。
配達効率しだいで、未配になるかどうかだいぶ変わってきてしまいます。配達の順番を考えて、なるべく効率良く配達をしていきましょう。
アプリ上のピンの番号ルート通りに配達する
アプリ上に表示される、ピンの番号ルートの通りに配達をしているのも、未配になる原因の1つです。
「ピンの番号通りに配達すれば終わる」と、聞いたことがある人もいるかもしれません。しかし私の経験上、ピンの番号通りに配達して終わった試しがありません。
幾度となく配達をして感じたことは、ピンの番号はあくまでも配達先の区別をするためにあるということ。ピンの番号通りに配達していると、行き戻りが多くなって非常に効率が悪いです。
ただ、何か目安が無いと配達しにくいという人もいるでしょう。そこで私が実際に配達で活用していることを紹介します。
どれを優先するかはその人次第ですが、ある程度の目安にはなるはずです。
- 配達先の遠い場所、もしくは近い場所の端から攻める
- 時間指定までに時間を調整できそうなエリアから配達する
- あきらかに配達個数が多いエリアから配達する
配達先の遠い場所・近い場所の端から攻めることで、中盤での配達先が近い場所になるので効率が良いです。
時間指定によっては、時間の調整をしないといけない場合があります。例えば19:00~22:00が時間指定で、17時から配達スタートの場合。
その場合は、最初に時間指定の多いエリアを回ってしまうと、後になってまた戻ってこないといけなくなります。それならば、時間指定の無いエリアから回ったほうが効率が良いです。
あきらかに配達個数が多いエリア、例えば大型のマンションや店舗への配達です。配達個数が多ければ車内のスペースが広くなって、荷物整理や持ち戻りを置くスペースができます。
アプリ上のピンの番号ルート通りに配達すると、効率が悪くなりがちです。なので、自分で配達しやすいような目安を作って、効率的に配達できるようにしていきましょう。
平行して作業をしていない
未配になってしまう原因の1つに、平行して作業をしていないことが挙げられます。
確かにそれぞれ独立して作業をした方が、正確性は高まるでしょう。ただ、裏を返せば短縮できるはずの時間を、無駄にしてしまっているとも捉えられます。
平行しての作業とは、例えば以下のようなことです。
- インターホンを鳴らすと同時に不在票を書きだす
- マンションのエレベーターで配達先の確認をする
- 配達先に着いて、行きの間に荷物のスキャン・帰りに配完了処理をする
インターホンを鳴らしてから、お客様が応答・玄関に来るまでには、割と時間がかかるものです。その時間を使って不在票を書き出していれば、不在であっても時間を短縮できます。
不在票の書き方についてはこちら ↓
【Amazonフレックス】不在票の書き方と配達処理別のアプリの使い方!
マンションのエレベーターは完全に待ちの時間です。これから配達ならば、マンション内の部屋の確認ができますし、配達後ならば次の配達先の確認ができます。
配達先に着いてから玄関に移動するまでも、数秒の時間があります。その間に荷物をスキャンしておけば時間短縮になりますし、車に戻る間にも数秒あるので、そこで配完処理すれば効率が良いです。
それぞれで考えれば数秒の話ですが、積み重なってくるとバカにできない時間になります。
作業の正確性は確かに大事ですが、時間の短縮も大事です。正確性にも注意を払いながら平行作業もして、未配になってしまう可能性を少しでも下げていきましょう。
正確性と時間短縮を両立するには、慣れと反復が重要ね!
未配を出してしまうとアカウント評価が下がる
未配を出してしまうと、自分のアカウント評価が下がる・・・と聞いたことがる人も多いでしょう。
ここではアカウント評価が下がってしまうと、どのような影響があるのかを解説していきます。
- オファーが減ってしまう可能性がある
- リワードの特典が受けられなくなる
- 最悪の場合アカウント停止になる
アカウントを健全な状態で保っているのが理想ですが、未配を出して評価が下がってしまうこともあります。
過剰に怯える必要はありませんが、どう影響するのかは知っておきましょう。
オファーが減ってしまう可能性がある
アカウント評価が下がると、オファーが減ってしまう可能性があります。ただ、Amazonからはアカウント評価が下がると、オファーが減るとは明言されていません。
「じゃあ関係ないんじゃないの?」と思った人もいるでしょう。でも考えてみてください。
あなたが仕事を発注する立場だとしたら、未配が少なく評価が良い人・未配がそれなりにあって評価が普通な人、どちらに発注しますか?ほとんどの人は評価が良い人に発注しますよね?
おそらくAmazonも同じです。それならば、評価が良いほうが仕事を受けやすくなるのは当然です。
未配を出してしまって、アカウントの評価が下がることもあります。ただ、評価が良いに越したことはありません。
自分の収入を確保するためにも、なるべく未配をしないようにして、アカウント評価を守っていきましょう。
リワードの特典が受けられなくなる
リワードとは、アカウントのダッシュボードから、追加の特典を受けられるシステムです。
未配を出してしまってアカウント評価が下がると、このリワードの特典を受けられなくなります。
リワードの特典の一例は以下の通りです。
- 保険やロードサービスなどの特典
- 設定したステーション・時間のオファーを優先的に通知してくれる
- 評価によって優先オファーを受けられる時間が変わる
リワードの特典は、最低でもアカウント評価が「普通」からしか受けられません。なので、「要改善」の人は特典が無い状態になっています。
特にオファーを優先的に通知してくれるのは、収入面に大きく関わってくるので、是非とも受けたい特典です。
リワードの特典を受けるためにも、未配を減らしてアカウント評価を守っていきましょう。
最悪の場合アカウント停止になる
アカウント評価が下がってしまうと、最悪の場合アカウントが停止になります。
アカウント停止になるとオファーが受けられず、報酬も発生しないので死活問題です。
アカウント停止になる条件はAmazonから明言されていません。ただ、普通に考えれば想像はつきます。
- 24時間以内の当日キャンセルが多い
- 未配が多い・時間指定を守らない
- お客様からのクレームが多い・ステーションの指示を守らない
Amazonフレックスでは、24時間以内のキャンセルは当日キャンセルとみなされ、アカウントの評価が下がってしまいます。
24時間以上の時間がある場合、アカウント評価には影響しないと言われていますが、なるべくキャンセルはしない方が無難でしょう。
未配が多かったり、時間指定を守らないこともアカウント評価を下げる原因です。たまにならばそこまで影響はありませんが、継続的な場合は評価はガタっと落ちてしまいます。
お客様からのクレームが多かったり、ステーションの指示を守らないことも、アカウント評価を下げる原因です。
普通の職場で考えてみると
・キャンセル=当日欠勤
・未配や時間指定=約束を守らないのと同じ
・指示を守らない=上司の指示を無視しているのと同じです。
どうでしょう?普通に考えて組織に向いていないと思いませんか?
裏を返せば、常識的な普通の行動をとっていれば、アカウントの評価は下がらないということです。
アカウント評価が下がってしまうと、最悪の場合アカウントが停止になります。クレームはお客様の性格にも関係してくるので、コントロールは難しいです。
ただ、未配と時間指定については、自分でコントロール可能な部分です。自分でコントロールできる部分に注力していれば、アカウント停止に過度に怯える必要もありません。
アカウントの評価が高くて損することは1つもありません。
ナーサリー期間中に未配が続いた時の不安は解消される
未配になってしまうことが1番多いのは、ナーサリー期間中だと思います。少なくとも私はそうでした。
ここでは、ナーサリー期間中に未配が続いた時に感じるであろう不安と、その不安は解消される理由について解説していきます。
- 将来的に続けていけるか不安→慣れれば全く問題ない
- 大量のクレームになるのでは?→経験上、誤配以外のクレームは無い
- 他の人は未配を出していないと思ってしまう→最初はみんな未配を出している
ナーサリー期間中は配達にも慣れておらず、配達中にアドバイスしてくれる人もいないので、メンタルが落ち込みがちです。
未配が多いと「自分には向いていないんじゃないか?」と不安になることもあるでしょう。
ただ、ナーサリー期間中の不安は解消されるので、安心して配達を続けていってください。
それでは順番に解説していきます。
Amazonフレックスの初日の流れ、注意点を知りたい人はこちら ↓
Amazonフレックスの初日の流れと最初に陥りがちな注意点9つを解説!
将来的に続けていけるか不安→慣れれば全く問題ない
ナーサリー期間中でも未配が続いてしまうと、「将来的に続けていけるかな・・・」と不安になりますよね?
結論から言えば全然続けていけます。理由は伸びしろしかないから。
ナーサリー期間中は、Amazonフレックスを初めて間もないので、アプリの使い方や配達の仕方も良く分かりません。
もちろん、配達を完了できれば1番良いですが、最も重要なのは「配達に慣れること」です。
私も未経験からだったので最初は苦労しました。実際の経験上から言って、配達に慣れるために重要なのは以下の3点です。
- 配達の数をこなして作業を反復する
- どうすれば効率が良くなるか常に考える
- 同じステーションの同業者・プロドライバーさんに相談する
まずは配達の数をこなさないと話になりません。作業を反復することで判断にかかる時間も少なくなります。
効率を良くするためには常に考える必要があります。例えば、荷物の積み方やルートの回り方など、常にアップグレードしていきましょう。
未経験から始めると、自分1人で考えてもわからないことも多いです。そんな時は同じステーションの同業者や、プロドライバーさんに相談しましょう。意外と親切に教えてくれます。
ナーサリー期間は慣れるためにあるので、結果的に未配になってしまっても仕方ありません。というか、ほとんどの人は未配を出しています。
配達やアプリの使い方に慣れてしまえば、今の配達スピードよりも確実に早くなりますし、未配も出さなくなるはずです。
将来的に続けていけるか不安なのはわかりますが、まずは数をこなして慣れていきましょう。
大量のクレームになるのでは?→経験上、誤配以外のクレームは無い
ナーサリー期間中は配達に慣れていないので、未配も多く出してしまいます。
未配が続いていると、このままの状態が続いてしまうのではないかと不安になりますよね?
「大量のクレームになってしまうのでは?」と、心配になってしまうこともあるでしょう。ですが、過剰に心配しなくても大丈夫です。
なぜなら、だんだんと未配は出さなくなりますし、誤配してしまった時以外のクレームは受けたことがないです。
未経験からであれば、ナーサリー期間は最も配達の能力が低い時期なので、どうしても未配になってしまいます。ただ、未配でクレームを受けたことは1度もありません。
唯一、受けたクレームは「誤配」でした。間違った場所に配達して、配達完了したことになってしまっていたので、クレームになるのは当然です。
ナーサリー期間で大量の未配を出してしまっても、未配でクレームになったことはないので、安心してください。
ただ、だからと言って未配を出しても良いというわけではありません。当然、全て配達できた方が良いに決まっています。
現状での全力で配達をして、出してしまった未配は仕方ありません。クレームの心配がないように、少しでも未配を減らしていきましょう。
未配よりも誤配の方がクレームになる可能性が高いのね。
他の人は未配を出していないと思ってしまう→最初はみんな未配を出している
ナーサリー期間中でも未配が続くと、自分がダメに思えてきてしまいます。
「他の人は未配なんか出していないんだろうなぁ・・・」と悲観的に考えてしまいがちです。
しかし、そんな心配はしなくて大丈夫です。なぜならあなただけではなく、最初はみんな未配を出しているから。
Amazonフレックスは1人で配達業務をこなしていきます。なので、他の人がどうゆうふうに配達しているか・未配を出しているのか?など、見えない部分が多いです。
ここで私がナーサリー期間中に出してしまった未配を紹介します。自分に自信をつけるためにも参考にしてください。
- 配達1回目~5回目までは約20個の未配
- 6回目~10回目までは約5~20個の未配
- 11回目~ナーサリー終了までは約0~5個の未配
どうでしょう?自分で言うのもなんですが、結構ヤバめですよね?
私も100%正確に覚えているわけではないので、数値は大体になります。もちろん、配達完了できた時もありますが、未配の確率はかなり高かったです。
当然、悲観的になってしまっていましたが、配達での試行錯誤や反省を繰り返していたら、自然に未配は減っていきました。
ナーサリー期間中は配達に慣れていない上に、知り合いも少ないので情報を得る手段も少ないです。それでは未配を出してしまった時に、悲観的な考えになってしまっても仕方がありません。
ただ、それはあなただけではなくみんな同じです。なので、悲観的に考えずに配達に慣れ、試行錯誤してクオリティを上げることに注力していきましょう。
未配でも気にしてはいけない5つのケース
ここからはたとえ未配を出してしまっても、気にしてはいけないケースを紹介していきます。
ひとえに未配と言っても様々なケースがあります。中にはどうしようもないことも多いです。
それをいちいち気にしていると精神的にも良くないので、どうしようもない未配はスパッと割り切ってしまいましょう。
未配でも気にしてはいけないケースは以下の5つです。
- そもそもコースが難しすぎる
- 軽バンで入っていけない場所が多い
- トラブルで大量の未配を出した時
- 強風や強雨などの天候が要因の場合
- セール中で異常な荷物量の時
上記の5つで未配を出してしまった場合は、気にする必要はありません。ただ、次回も同じことにならないように注意はしておきましょう。
それでは順番に解説していきます。
そもそもコースが難しすぎる
Amazonフレックスでは時々、コースが難しすぎて誰が配達しても無理なコースがあります。そういう場合は、未配になってしまっても気にしてはいけません。
理由は単純で、無理なものは無理だから。
配達コースはAIが判断しているので、試験的なコースなのか初めてのコースなのかはわかりませんが、「普通に考えて無理だろ!」と思うコースが存在します。
実際に私がこれは無理だ!と思ったコースを紹介します。
- 7時間オファーで荷物量が180個超
- 道が狭い道路が多いうえに件数がまとまっている
- 大型マンションが多くエレベーターしかない
7時間オファーの場合、配達先までの行き戻りを1時間とすると、純粋な配達時間は6時間。6時間で180個の荷物量だと、2分間に1個配達しないと終わりません。
1件で複数の荷物が配達できたとしても、移動時間や信号待ちもあるのでとても終わらない量です。
みなさん、通常の道ではなく明らかに狭くなっている、点線の道を見たことはありませんか?
道が狭い道路では車1台分しか入っていけない場合が多く、後続車が来た場合1度回ってこないといけません。
また、車の切り替えしにも時間がかかるので、配達効率は著しく低下します。配達件数がまとまっていると、その分リスクも多くなってしまうので、とても終わりません。
大型マンションの場合、配達個数が多いので何部屋も回ることが多いです。同じ階であれば良いですが、ほとんど違う階数のときもあります。
違う階数の時にエレベーターしかないと、1つの階を移動するのに待ち時間が長くなってしまいます。階段を使えば1分で済むのに、エレベーターしかないと2~3分かかってしまう場合が多いです。
配達件数が20件だとしたら、その差は10分~20分。結構大きな差になってしまいます。
その他にも難しいコースは存在します。そのたびに気にしていては精神的にも良くありません。なので、そもそもコースが難しすぎるケースは、未配になっても気にする必要はありません。
軽バンで入っていけない場所が多い
軽バンで入っていけない場所が多いケースも、未配を気にしてはいけません。軽バンで入っていけなければ、自分の足で移動するしかないからです。
個数も少なく軽い荷物の場合はまた良いですが、個数も複数あって重い荷物の場合は、思ったより時間がかかってしまうケースがあります。
実際に私が経験した、軽バンで入っていけない場所は以下のような場所です。
- 総合病院や研究所
- 大型のショッピングモール
- 狭い道の奥にある配達先
病院や研究所は、駐車場に警備員が立っている場合があり、受付をしないといけません。中に入っても、駐車場から配達する棟まで距離があったりします。
また、棟が複数あって特定できない場合も多く、配達先の情報でも「どこの・何階」と書いていない場合がほとんどです。迷って時間が経過してしまうことも多々あります。
大型のショッピングモールでは、駐車場が離れていることが多いです。多くの店舗が入っており特定するのが難しく、配達先の情報が店舗名だけの場合が多いので、場所を特定するのに時間がかかってしまいます。
狭い道の奥にある配達先では、軽バンが入っていけないので、歩く・または走ることになります。そういう場所にある配達先は、大体敷地も広いので結構な距離になってしまうことも多いです。
軽バンで入っていけないと、自分の足で荷物を持って移動しなければなりません。距離が長かったり重量がある荷物であれば、そのぶん時間のロスをしてしまいます。
もちろん体力に自信があれば、時間のロスも少なく済むでしょう。ただ、体力はすぐに付くものでもありませんし、限界があります。
軽バンで入っていけない場所が多い場合は、配達スキルというよりも体力勝負のことが多いので、未配になってしまっても気にしてはいけません。
強引に入っていくと、通報されるケースもあるので気を付けてください。
トラブルで大量の未配を出した時
トラブルで大量の未配を出してしまった時も、気にしてはいけません。理由は単純で、どうしようも無いからです。
Amazonフレックスは車で荷物を届ける仕事なので、車関係のトラブルとは切っても切り離せません。
ここで実際に私がトラブルになってしまった事例を紹介します。
- ぬかるんだ道でスタックしてしまいレッカーを呼ぶ
- パンクしてロードサービスを呼ぶ
- 大型マンションでハザードを付けていたらバッテリーが上がってしまった
ぬかるんだ道で走行していたら、ハマってスタックしてしまった時がありました。JAFでレッカーをしてもらいましたが、大量の未配を出してしまいました。
パンクしてロードサービスを呼んだときも、時間が足らずに大量の未配。
エンジンを切ってハザードを付けていたら、バッテリーが上がってしまったこともありました。ここでもロードサービスを呼びましたが、未配は大量でした。
いずれの状況も未配が大量に出てしまいましたが、状況的にどうしようもなかったので、気にしても仕方ありません。
トラブルで大量の未配を出してしまっても、仕方ないと割り切って気にしないようにしましょう。
強風や強雨などの天候が要因の場合
強風や強雨などの天候が要因で未配になっても気にしてはいけません。理由は単純に、自然には勝てないからです。
多少の風や雨ならば、荷物を袋に入れたりテープで飛ばないようにしたり、少し手間がかかるくらいで済みますが、台風クラスの天候であればまともに配達するのは不可能です。
未配になるのは確かにデメリットがあります。ただ、無理に配達しようとして事故を起こしてしまう方が、よっぽどデメリットが多いです。
強風や強雨などの天候は、自分ではコントロールできません。なので、気にしたところでどうしようもありません。
配達の効率やルート選びなど、自分でコントロールできることは積極的に改善して、コントロールできない部分は、割り切って気にしないようにしましょう。
改善のしようが無いことは、気にしても仕方ないわね。
セール中で異常な荷物量の時
Amazonでは定期的にセールを行っており、セール中はステーションで配車の量も増えます。
しかし、それだけでは追い付かず、配達する荷物量も増えます。
セール中で異常な荷物量の時は、未配になってしまっても気にしてはいけません。理由は、無理な荷物量を持たせられることがあるからです。
実際にセール中で私が体験した、無理な荷物量を紹介します。
- 7時間オファーで約180個の荷物
- 6時間オファーで約150個の荷物
- 5時間30分オファーで約120個の荷物
どうでしょう?普通に考えて無理な量じゃないですか?1件の複数口が多ければ可能かもしれませんが、それでも厳しい荷物量です。
誤解のないように言っておきますが、毎回無理な荷物量なわけでもありません。荷物のサイズ次第では、通常時よりも少ない場合もあります。
ただ、上記のようにセール中は荷物量が増えて、配達を終わらせるのが無理な場合もあります。
その場合は、未配になっても仕方がないので、気にしないようにしましょう。
未配になってしまった場合は、Amazonからの連絡メールを返信する
未配を出してしまうと、Amazonから連絡メールが届きます。その連絡メールは必ず返信しておきましょう。
メールを返信すると、原因によってはアカウント評価が下がらずに、現状のままになる可能性があります。逆に連絡メールを返信しないと、100%アカウント評価は下がります。
アカウントの評価は下がる時は急ですが、評価を上げるにはコツコツ積み上げていくしかないので、回復するまで時間がかかります。
メールを返信するだけなら時間もあまりかかりませんし、アカウントの評価が保てるなら十分メリットがあります。
未配を出してしまった際には、Amazonからの連絡メールを返信して、アカウントの評価をできるだけ下げないようにしていきましょう。
未配を出さない対処法9選と原因7選 まとめ
ここでは今までの内容をまとめていきます。
対処法と原因がわかれば、自分に合わせて改善できそうなもの・改善に時間がかかりそうなものを、取捨選択して取り入れられます。
自分が改善できそうなものから改善していって、未配を少しでも減らしていきましょう。
未配を出さない対処法は、以下の9つです。
- 荷物を積む時にルールを決めておく
- 時間指定を中心にして大筋の配達ルートを決める
- 直近エリアの荷物を整理しておく
- 時間指定の荷物はわかるようにする
- 大きい道路でエリアを分ける
- 次の配達先の情報・ピンずれを確認する
- 配達先の入り口・宅配ボックスの場所を把握する
- エリア分けバッグを1つずつ片付ける
- 可能なかぎり左回りで配達する
配達ルートや道路でのエリア分けなどは、ある程度の経験をしていないとピンとこないかもしれません。
比較的簡単に改善できそうなのは、「荷積みのルール・荷物の整理・配達先の情報確認」でしょう。
まずは自分のできそうなところから改善していきましょう。
未配になってしまう原因は以下の7つです。
- 荷物を探すのに時間がかかる
- 交差点での信号待ちが多い
- ゼンリン地図とグーグルマップを使い分けていない
- 住所がわからない時に無理して探す
- 配達の順番を考えていない
- アプリ上のピンの番号ルート通りに配達する
- 平行して作業をしていない
1番多いのは荷物を探すのに時間がかかる、2番目に多いのが交差点での信号待ちでしょう。
まずは、荷物を整理することと、信号のない道を意識してみてください。それだけでも、何も意識しないよりは未配も減るはずです。
未配になってしまうと、精神的にヘコみますしアカウント的にも良くありません。
すべての配達で未配をゼロにすることは難しいですが、100回配達して未配を5回~10回程度に抑えるのは、対処法と原因を知っていれば誰でもできます。
今現在で未配に悩んでいるのであれば、ここで紹介した対処法を実践し、原因をなるべく避けてみてください。
必ず未配は減ります。
未配が減るとアカウント的にも、自分の精神的にも健全な状態でいられます。長期的にAmazonフレックスで稼働できるように、未配を減らしてしていきましょう。
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