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- 仕訳が多くてめんどくさい・・・
- マネーフォワード確定申告の口座連携ってどうやるの?
- 他に便利な機能は無いの?
日々の事業計算をしていると、こんな疑問を持つ人も居るでしょう。
仕訳はとても重要でテキトーにやっていると、確定申告で痛い目を見ることになり、最終的に自分が損をしてしまいます。
私は2023年から軽貨物ドライバーの個人事業主になりました。確定申告も経験済みで『マネーフォワード確定申告』で確定申告と、日々の仕訳をしています。
この記事では、マネーフォワード確定申告の口座連携の仕方と、軽貨物事業でも使える便利な機能について解説していきます。
記事を読むメリット
●仕訳が本当に楽になる
●自分の収入・支出の傾向が分かるようになる
●課税所得が現在いくらなのか分かるようになる
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マネーフォワード確定申告で口座連携をするメリット・デメリット
マネーフォワード確定申告で口座連携をすると、様々なメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。
ここでは、マネーフォワード確定申告で口座連携をすることの、メリット・デメリットを紹介していきます。
口座連携をするメリット
・仕訳が楽になる
・手入力と比べ時間が削減できる
・資金の流れが分かる
口座連携をするデメリット
・事業と関係ない取引も表示される
私は実際にマネーフォワード確定を使っているので、使用して感じたメリット・デメリットです。
実際の使用感なので、使ったことのある人は、同じように感じる人も多いかもしれません。
それでは解説していきます。
口座連携をするメリット
ここでは口座連携をするメリットを紹介していきます。
私が実際に使用して感じたメリットは以下の3つです。
- 仕訳が楽になる
- 手入力と比べ時間が削減できる
- 資金の流れが分かる
仕訳が楽になる
口座連携をすると、日々の仕訳が楽になります。
メリットは3つありますが、正直これが1番大きいです。
口座の履歴から自動的に仕訳をしてくれるため、自分ですることは『確認と修正』で済むからです。
通常の仕訳は複式簿記で『借方・貸方』の両方を入力しなければいけませんが、口座連携をしておくとどちらか1つ、しかも確認と修正のみで終わります。
仕訳が楽になるのでストレスを感じることなく、日々の帳簿付けが可能です。
また、クレジットカードも連携できるので、カード払いにしておけば履歴も追えますし楽です。
仕訳が楽になると、仕訳に苦手意識や嫌悪感を持たなくて済みます。
自分が楽をするためにも、口座連携は是非しておきましょう。
手入力と比べ時間が削減できる
口座連携のメリット2つ目は『手入力と比べ時間が削減できる』です。
先ほども少しお話しましたが、手入力で仕訳をしようとすると借方・貸方の両方を仕訳しなくてはいけません。
これが意外に手間ですし、時間もかかります。
口座連携をすることで、手入力で必要だった手間と時間が削減できます。削減できる時間は80%ほどです。
80%の削減ができると、以下のような効果になります。
- 10件の仕訳を手入力で20分の場合、口座連携なら4分
- 20件の仕訳を手入力で40分の場合、口座連携なら8分
- 30件の仕訳を手入力で60分の場合、口座連携なら12分
上記で分かる通り、仕訳が多くなればなるほど、効果は大きくなっていきます。
手入力にかかる手間と時間は正直無駄です。口座連携をして手間と時間を削減していきましょう。
時間と手間は『稼ぐこと』に使っていきましょう。
資金の流れが分かる
口座連携をすると『資金の流れ』が分かります。
通常であれば、それぞれの金融機関サイトに行って、1つ1つ口座の履歴を追い、資金の流れを見ていきます。
それぞれのサイトに行って確認するのは、意外にめんどうなものです。
しかし、口座連携をしておけば1画面で連携した口座の残高が分かりますし、口座ごとの資金の流れを追うのも、マネーフォワード確定申告だけで済みます。
これがなかなか便利で楽です。
仕訳も資金の流れも、できれば簡単・楽にしたいですよね?私はそうです。口座連携をしておけば、間違いなく簡単・楽になります。
日々ぼ帳簿付けは、できるだけ簡単・楽にして、稼ぐために時間を使っていきましょう。
口座連携のデメリット
ここでは口座連携のデメリットを紹介します。
と言っても、私の実感では1つしかデメリットを感じませんでした。
私が感じたデメリットは以下の1つ。
- 事業と関係ない取引も表示される
私は実際に、マネーフォワード確定申告で口座連携を使用していますが、デメリットはこの1つしか感じませんでした。
事業と関係ない取引も表示される
口座連携をすると、事業と関係ない取引も表示される場合があります。
例えば、プライベート用の口座・クレジットカードを、事業用と併用している場合。
連携することで使用履歴が表示されるので、プライベートで使おうが事業で使おうが、平等に表示されてしまいます。
事業用とプライベートの使用履歴は、できれば分けておきたいので、これはデメリットになります。
私は仕訳するのも苦ではないので、あまり気にしませんが、人によっては面倒に感じるでしょう。
このデメリットを解消するには、『プライベートと事業の口座・クレジットカードは分けること』です。
プライベートの口座・クレジットカードを連携せずに、事業用のみを連携すればそれで済みます。
ただ、色々な都合で分けられない人も居るでしょう。
そういう人にとっては、事業と関係ない取引も表示されるのは、デメリットになるでしょう。
マネーフォワード確定申告の口座連携のやり方
メリットデメリットを理解してもらったうえで、ここからは口座連携のやり方を解説していきます。
マネーフォワード確定申告で口座連携をするには、以下の3つの手順でやっていきます。
- ホーム画面の『データ連携 → 新規登録』
- 金融機関の指名検索か、カテゴリーから探す
- 金融機関と連携する
手順も少ないので、誰でも簡単に口座連携が可能です。
それでは解説してきます。
ホーム画面の『データ連携 → 新規登録』
まず、ホーム画面左下の『データ連携』から『新規登録』を選択。
そうすると、金融機関を選択する画面に移ります。
金融機関の指名検索かカテゴリーから探す
金融機関を選択する画面に移ったら、銀行名・カード名で指名検索するか、カテゴリーから探していきます。
銀行名・カード名の指名検索では、自分が事業で使う銀行・カードを検索します。
例えば『三菱』と打つと、画像のようにプルダウンになるので、プルダウンからも選択可能です。
カテゴリーで探す場合は、『銀行・カード・電子マネー・プリペイド』から探していきます。
ほとんどの人は銀行とカードでOKです。
また、銀行でも『銀行・労働金庫・信用金庫』などから選択可能です。
指名検索やカテゴリーから、自分の使用する金融機関を選択します。
選択すると、金融機関と連携する画面に移ります。
金融機関と連携する
金融機関と連携する画面に移るので、『○○と連携する』を選択。
そうすると、選択した金融機関のサイトへ移行するので、店番号や口座番号、自分のパスワードを入力すると、口座連携は終了です。
口座連携をしておけば仕訳は楽になりますし、資金の動きも簡単に追えるようになります。
非常に便利なので、口座連携は是非ともしておきましょう。
思ったより簡単だし、これだけで楽になるなら口座連携をした方が得ね!
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軽貨物事業で使える便利な機能5選
ここからは、マネーフォワード確定申告の中で、軽貨物事業で使える便利な機能を紹介していきます。
事業の現状を把握するための機能や、仕訳の際に使用する機能もあるので、是非使用してみてください。
軽貨物事業で使える便利な機能は、以下の5つです。
- キャッシュフローレポート
- 前期比較
- 貸借対照表
- 損益計算書
- 家事按分
それでは順番に解説していきます。
キャッシュフローレポート
『キャッシュフローレポート』は、月ごとの『入金・出金・残高』を、グラフと数字で見れる機能です。
ホーム画面の左中段あたりに『レポート』の項目があるので、その中のキャッシュフローレポートを選択。
そうすると、キャッシュフローレポートの画面に移行します。
上の画像はグラフ、下の画像は数字のものです。ほとんどの人はグラフで見た方が分かりやすいでしょう。
入金よりも出金が多ければ事業的にマイナスですし、入金よりも出金が少なければ事業的にプラスです。
口座残高も分かるので、現状を把握するには便利な機能です。
前期比較
前期比較は、前年との比較ができる機能で、事業が成長しているかどうかが分かります。
前期比較の場所は、ホーム画面の左中段あたりに『会計帳簿』の項目があるので、『前期比較』を選択。
そうすると前期比較のページに移行します。
内容が多いので画像は一部を抜粋したものです。
使い方として簡単に説明すると、前期と当期を比較して成長しているかどうかを見ていきます。
手順は以下の通り。
- 前期の『資産の部合計・負債の部合計・資産の部合計』
- 当期の『資産の部合計・負債の部合計・資産の部合計』を比較
- 当期の方が資産または資本が多くなっていれば、事業が成長している証拠
資産・負債・資本の合計は必ず一致します。
なので、資産が増えて負債が減り、資本が同じなら成長。逆に資産が減って負債が増え、資本が同じなら衰退です。
要は資産・負債・資本のバランスがどうなっているのか?です。
前期比較を見れば、前期と当期のバランス状態が分かるので、事業の成長具合が確認できます。
事業の成長具合が分かると、今後の仕事の方向性を判断する材料になります。
前期比較を上手く使って、健全な経営状況にしていきましょう。
貸借対照表
貸借対照表はいわゆる『B/S』と言われるもので、事業の経営状況が分かります。
「経営状況を知るには、まずB/Sを見ろ!」と言われるくらい、B/Sは大事なものです。B/S次第では、借入の審査などに大きく影響します。
貸借対照表の場所は、ホーム画面の『決算・申告』から、『決算書』を選択。
決算書のページに移行するので、最初の画面が貸借対照表です。
資産の部と資産の部が、負債の部よりも多ければ、経営状況は良好と言えます。
逆に負債が多いと、経営状況はあまり良くありません。
経営状況が良くない状態が続くと、いつかどこかで破綻していきます。
そうならないように、貸借対照表を活用して経営状況をより良くしていきましょう。
損益計算書
損益計算書は、いわゆる『P/L』と言われるもので、現段階での売上・経費が分かり、所得も分かります。
ただ、損益計算書はあくまでも1年単位のものです。損益計算書の積み重なったものが、先ほどの貸借対照表(B/S)となります。
なので、経営的にはB/Sの方が重要です。
損益計算書の場所は、貸借対照表と同じくホーム画面の『決算・申告』から、『決算書』を選択。
ページが変わったら『損益計算書』を選択します。
損益計算書では現段階での『売上・経費・控除前所得金額』が分かります。
赤線の部分の上部が売上、中段が経費、下部が控除前所得金額です。
売上から経費を引いたものが『所得』、この所得から控除分を引いたものが『課税所得』です。
課税所得の金額から、住民税の計算式や所得税の計算式に当てはめて、税金が決まります。
なので、所得が分かれば来年の住民税や所得税の金額がおおよそ分かります。
税金の金額が分かれば、現段階からプールする金額の調整や、生活のコントロールもできるので、所得の金額が分かるのは大きいです。
損益計算書を有効活用して、来年も事業が回るようにしていきましょう。
来年の税金がおおよそでも分かるのは、大きなメリットです。
家事按分
家事按分は仕訳の際に使用するもので、事業とプライベートの両方で使った場合の割合を、調整できるものです。
1番可能性があるのはスマホ代でしょう。スマホ代も事業で使用している分は経費になるので、家事按分をして経費処理していきましょう。
例として、スマホ代の勘定科目『通信費』を家事按分してみます。
ホーム画面の左中段『決算・申告』から、『家事按分』を選択。
画面が切り替わって家事按分の画面になるので、右上の『家事按分設定の作成』を選択します。
家事按分設定の画面になるので、勘定科目を設定します。スマホ代の場合は、『通信費』で設定しておきましょう。
補助科目は任意で作成可能です。今回は分かりやすくスマホ代とします。
事業利用比率は、事業で使用している割合で変わってきます。
例えば1週間のうちでスマホを使ったのが100時間だとして、事業で使ったのが70時間、プライベートで使ったのが30時間なら、事業利用比率は70%です。
完全に計算するのは無理なので、おおよその割合で大丈夫です。
設定ができたら『登録』を選択すればOKです。
このままでは家事按分は終了していないので、ホーム画面に戻ります。
ホーム画面の『会計帳簿』から『仕訳帳』を選択。
仕訳帳の画面に切り替わるので、画面上部の『借方勘定科目』を『通信費』で検索をかけます。
通信費で検索をかけると、借方勘定科目を通信費で設定した仕訳が、一覧で確認できます。
もちろん通信費だけでなく、他の勘定科目でも検索できるので、特定の仕訳を探す際には便利な機能です。
スマホ代の仕訳の中身を、画面右側の『編集』から変更していきます。
編集する箇所は『借方補助科目』です。
先ほどの家事按分で補助科目をスマホ代に設定したので、それに合わせるために、借方補助科目をスマホ代にしていきます。
借方補助科目を設定したら、画面右側の『保存』を選択して保存します。
この勘定補助科目の編集を、スマホ代の仕訳全てでおこないます。
と言っても、スマホ代の支払いは月に1回です。1回線であれば最大12回なので、そんなに苦ではありません。
スマホ代の仕訳全てで勘定補助科目を設定したら、家事按分の画面に戻ります。
『決算・申告』から『家事按分』を選択。
家事按分の画面右の『仕訳登録』が選択できるか確認してください。
仕訳登録ができない場合、何か不備があるということなので、もう1度最初からやってみましょう。
仕訳登録ができる状態であれば、仕訳登録を選択してください。
選択すると家事按分された仕訳が表示されます。借方が『事業主貸』、貸方が『通信費』の仕訳になっていればOKです。
ここまで確認したら家事按分は終了です。
家事按分は、事業とプライベートの両方で同じものを使用している場合に使う、仕訳のテクニックです。
事業で使用した分と、プライベートで使用した分の区分けができると同時に、事業で使った分は経費として計上できるため便利な機能です。
節税のためにも家事按分を活用して、できるだけ経費として計上していきましょう。
【マネーフォワード確定申告】口座連携のやり方と便利な機能5選 まとめ
ここでは今までのまとめをしていきます。
マネーフォワード確定申告で、口座連携をするメリット・デメリットは以下の通りです。
口座連携をするメリット
・仕訳が楽になる
・手入力と比べ時間が削減できる
・資金の流れが分かる
口座連携をするデメリット
・事業と関係ない取引も表示される
デメリットよりもメリットの方が多いので、口座連携をした方が得です。
特に仕訳が楽になるのと、時間が削減できるのが大きなメリットです。
口座連携のやり方は、以下の3ステップ。
- ホーム画面の『データ連携 → 新規登録』
- 金融機関の指名検索か、カテゴリーから探す
- 金融機関と連携する
データ連携から新規登録で、新たに金融機関の登録をします。指名検索するかカテゴリーで探しましょう。
自分の連携したい金融機関を見つけたら『連携』で終了です。
連携の際に、金融機関の『店番号や口座番号、自分のパスワード』が必要になる点は注意が必要です。
軽貨物事業で使える便利な機能は、以下の5つ。
- キャッシュフローレポート
- 前期比較
- 貸借対照表
- 損益計算書
- 家事按分
キャッシュフローレポートは、事業の資金の流れを追えるので、現状の把握に便利な機能です。
『前期比較・貸借対照表・損益計算書』は、事業の経営状況を見るのに便利な機能。
特に、貸借対照表の『資産+資本』と『負債』の割合で、『負債』の割合が減るようにしていきましょう。
家事按分は仕訳の際に使えるテクニックで、事業・プライベートの両方で使用している場合、事業で使用した分を経費にできます。
どれも事業を良くするために使用できるので、積極的に活用して、事業の経営状況を良くしていきましょう。
マネーフォワード確定申告の口座連携はとても便利な機能で、手入力する場合と比べて約80%もの時間と手間が削減できます。
仕訳も簡単にできますし、残高・履歴も追えるので資金の把握も楽になります。
口座連携をしていないのは、もはや自分から時間と手間をかけにいっているのと同じです。
マネーフォワード確定申告の口座連携を利用して、仕訳・記帳にかける時間を少しでも減らし、浮いた時間は自分のしたいことに使っていきましょう。
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