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- 軽貨物の事業計算ってどうやれば良いの?
- 確定申告が不安・・・
- 仕訳ってどうやるの?
個人事業主として軽貨物事業をしていると、そんな疑問を感じる人も居ると思います。
日々の事業計算をおろそかにしていると、確定申告の際に税金を追加徴収される可能性もありますし、税務調査が入ることもあります。
私は2023年から軽貨物ドライバーの個人事業主になりました。Amazonフレックスの配達は5000個以上、出前館・ウーバーイーツの配達は500件以上です。地道に配達を重ねて、月収30万円以上を達成しました。
実際に軽貨物事業をしている経験を元に、この記事では軽貨物の事業計算の仕方と、確定申告ソフトが必要な理由について解説していきます。
この記事を読むメリット
●なぜ確定申告ソフトが必要なのか分かる
●確定申告ソフトの選択で迷わない
●マネーフォワード確定申告の実際の使用感が分かる
軽貨物の事業計算と確定申告ソフトの知識を身に着けて、実際に確定申告をする時期になってから、焦って不備のある申告をしないようにしていきましょう。
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軽貨物事業の収支計算は定期的にした方が良い理由と方法
軽貨物事業に限らず、個人事業主として働くのであれば、日々の収支計算から逃げられません。
普段の生活を安定させる意味もありますが、最も大きな理由は『確定申告をするから』です。
ここでは日々の収支計算が必要な理由と、記帳のポイントを紹介していきます。
日々の収支計算が必要な理由は以下の2つ。
- 確定申告の時期になってからまとめて計算するのは無理
- 定期的に計算した方がお金の流れが分かる
記帳のポイントは以下の3つです。
- 日々の売上と経費を記帳する
- 取引明細書があれば保管しておく
- 経費の領収証を保管しておく
それぞれ順番に解説していきます。
確定申告の時期になってからまとめて計算するのは無理
確定申告は毎年2月16日~3月15日の、約1ヶ月の間に申告をします。ただ、1ヶ月の期間があっても、定期的に収支計算はした方が良いです。
結論から言うと、確定申告の時期になってからまとめて計算をするのは無理です。理由は単純で時間が足りないからです。
イメージしやすいようにすると、プライベートで1年間の買い物を、1ヶ月間で計算するとしたらどうでしょう?スーパーや洋服・雑貨・日用品など、プライベートでの買い物も多岐に渡ります。
そんな買い物の計算を、1ヶ月の間で全て計算するとしたら?現金・クレカ・スマホ決済など、決済方法ごとに分けて、さらに口座間の資金の移動も計算する必要があります。
しかも普段の仕事をしながらです。時間が足りないことは想像できますよね?
確定申告の時期になってから、まとめて計算しようとしても無理があるので、定期的に収支計算をした方が後で楽になります。
1度で全て計算・記帳しようとするのは無理ゲーです。
定期的に計算した方がお金の流れが分かる
定期的に収支計算をしていると、お金の流れがわかります。
お金の流れが分かった方が、自分が何にお金を使っているか、どんな傾向があるのか分かるので今後に活かせます。
お金の流れが分かると、例えば次のような対策ができるでしょう。
- 食費50,000円はかかり過ぎ。40,000円に抑えよう。
- スマホ代15,000円は高い、格安SIMに乗り換えよう。
- 今月は目標金額に20,000円足りなかったから、来月は仕事をプラスで入れよう。
対策が実行できれば生活も安定しますし、今後の仕事の入れ方にも影響します。
お金の流れがわかると、『問題点の洗い出し・対策』をしやすいので、定期的な収支計算はした方が良いです。
日々の売上と経費を記帳する
ここからは記帳のポイントを紹介していきます。
まず1つ目は『日々の売上と経費を記帳する』です。
売上だけ記帳していても、事業でいくら使ったか分かりません。逆に経費だけ記帳していると、売上が全くない状況になってしまいます。
なので日々の売上と経費は、両方記帳する必要があります。
取引明細書があれば保管しておく
仕事で取引をした明細書があれば保管しておきましょう。万が一、税務調査が入ったときに取引をした証明になります。
確定申告のソフトを使った場合、データとして保管すれば紙の方は処分してもOKです。
経費の領収証を保管しておく
経費の領収証も保管しておきましょう。取引明細書と同じく、税務調査が入った際に証明になります。
こちらも確定申告のソフトを使った場合、データで保管しておけば紙の方は処分してしまってOKです。
事業計算は「マネーフォワード確定申告」がおすすめな7つの理由!
ここでは事業計算をするにあたって、『マネーフォワード確定申告』がおすすめな理由を解説していきます。
あまり馴染みのない人もいると思うので、まずはマネーフォワード確定申告を運営している会社の概要を紹介します。
会社名:株式会社マネーフォワード 2012年5月設立
所在地:〒108-0023 東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
事業内容:PFMサービスおよびクラウドサービスの開発・提供
グループ会社:16社
2012年に設立と歴史は浅いですが、グループ会社が16社あるので信用の高さが伺えます。
さて、ここから『マネーフォワード確定申告』が、おすすめな理由を解説していきます。
おすすめな理由は以下の7つです。
- 1ヶ月無料で使用できる
- 5つのアカウントから使用するアカウントを選べる
- 使用感がしっくりこなければ解約すればOK
- 仕訳の概念が身につく
- 日々の帳簿付けが楽で簡単
- キャッシュフローを視覚的に確認できる
- 口座連携が便利すぎる
順番に1つずつ解説していきます。
1ヶ月無料で使用できる
マネーフォワード確定申告は、1ヶ月無料で使用できるため、購入段階で失敗する可能性が限りなく低いです。
1ヶ月無料なら、実際に使って使用感を確かめられますし、操作を覚える時間もあります。
購入してからの失敗で1番多いのが、『実際に使ってみたら難しくて使いこなせない」ことです。
マネーフォワード確定申告は、1ヶ月の無料期間中に使用できるので、購入してから『難しくて使いこなせない』なんて失敗はありません。
1ヶ月の無料期間中に、実際に使ってみて使用感を確認してみましょう。
1ヶ月無料で使えるなら、使わない手は無いわね!
5つのアカウントから使用するアカウントを選べる
マネーフォワード確定申告は、使用するアカウントを5つのうちから選べます。なので、マネーフォワード確定申告のために、新たにアカウントを作る手間がありません。
使用できるアカウントは以下の5つ。
- メールアドレス
- Googleアカウント
- Appleアカウント
- Facebookアカウント
- ヤフージャパンアカウント
上記5つの中から1つを選んで、マネーフォワード確定申告のアカウントに使用します。
この5つのうち、どれもアカウントが無い人は稀でしょう。アカウントを新たに作るのは、手間も時間もかかりますし、間違えて覚えてしまうとログインできなくなってしまいます。
アカウントを同期できると、ログインできなくなる可能性も低いので、地味ですが嬉しい機能の1つです。
使用感がしっくりこなければ解約すればOK
1ヶ月無料期間のうちに実際に使ってみて、使用感がしっくりこなければ解約すればOKです。
もちろん、解約時に課金されるようなことはありません。
とりあえず使ってみてから購入を考えられるので、後々になって購入を後悔することはほぼ無いでしょう。
解約の際も、表示に従って進めていくだけなので簡単です。
仕訳の概念が身につく
確定申告や日々の帳簿付けには、仕訳の概念と知識が必要となります。
普段から会計の仕事をしていないと、仕訳が何なのか・何のためにするのかも良くわかりません。
マネーフォワード確定申告では、仕訳をすることになるので、仕訳の概念が身につきます。
仕訳の概念が身に付くと、何にどのくらいお金を使っているのかより深く理解できるので、普段の生活をするうえでも役に立ちます。
といっても、自分で全て仕訳をするわけでなく、簡略化されているので難しくはありません。
仕訳は確定申告をするなら絶対に必要なので、これを機に仕訳の概念を身につけ、普段の生活でも役立ててください。
日々の帳簿付けが楽で簡単
日々の帳簿付けを自分1人だけでやろうとすると、作業量も多く知識も必要なのでかなり大変です。
マネーフォワード確定申告を使えば、自分1人で帳簿付けをするのと比べ、80%ほど作業量を減らせます。
マネーフォワード確定申告を使って、日々の帳簿付けでやることは主に3つ。
- 事業で使っている口座と連携する
- 勘定科目を設定する
- 金額を入力する
上記の3つが主に自分でやることになります。
新たに調べる必要があるのは、勘定科目の設定くらいで、あとは自分でわかるものばかりです。
勘定科目の設定も、当ブログで軽貨物に特化して紹介していくので、安心してください。
日々の帳簿付けを自分1人だけでやるのはとても大変です。マネーフォワード確定申告にサポートしてもらって、浮いた時間は稼ぐために使っていきましょう。
軽貨物で良く使う勘定科目はこちら ↓
軽貨物で良く使う勘定科目と、マネーフォワード確定申告の仕訳方法を画像付きで解説!
仕訳の勘定科目は、1度決めたら変更しないのがポイントです。
キャッシュフローを視覚的に確認できる
マネーフォワード確定申告では、キャッシュフローを確認できます。
青い棒グラフが入金、赤い棒グラフが出金です。緑の折れ線グラフで残高を確認できます。
毎月の収支のバランスや、口座の残高が確認できるので便利です。
また、数字メインで入出金や売上なども確認できます。
視覚的にグラフや数字で事業の確認ができるので、収支のバランスを整えたり・支出の傾向が分かります。
傾向が分かれば対策が立てやすいですし、今後の見通しも予測しやすいです。
キャッシュフローの確認は事業をする上で重要なので、是非使ってみてください。
口座連携が便利すぎる
口座連携の機能が非常に便利です。口座連携は任意の口座を連携できます。
一覧で口座残高が分かりますし、何より仕訳の際に非常に便利です。
上記の画像は一覧の画面です。自分の設定した口座と連携して、自動的にデータを取得してくれます。
クレジットカードのデータも取得できるので、クレジット払いでも大丈夫です。
また、銀行名の下の『仕訳欄』では仕訳をしていないデータがあれば、色が付くので非常に分かりやすく、仕訳を忘れる心配もありません。
画像では未仕訳はありませんが、未仕訳のデータがあると赤く表示されるので分かりやすいです。
事業に関連している口座を連携すれば、自動的にデータを取得してくれ仕訳済・未仕訳も確認できます。
口座連携は非常に便利なので、是非とも連携してみてください。
マネーフォワード確定申告の口座連携の仕方はこちら ↓
【マネーフォワード確定申告】口座連携のやり方と軽貨物事業で使える便利な機能5選!
任意で口座を連携できるから、事業用口座とプライベート用口座を分けられるわね!
マネーフォワード確定申告のメリット
私は実際に、マネーフォワード確定申告で日々の帳簿をつけているので、実際に使っていて感じるメリット紹介していきます。
実際に感じるメリットは以下の7つです。
- 仕訳の自動入力ができる
- 白色申告・青色申告の両方に対応している
- 確定申告に必要な書類が簡単に作成できる
- 電子帳簿保存法に対応している
- マネーフォワードの各種サービスと連携できる
- 任意の口座と連携できる
- 領収証はデータ化すれば保管の必要無し
自分1人で帳簿付けをしていた場合、上記のメリットは受けられません。
紙の帳簿ではなく、確定申告ソフトを使っているからこそのメリットなので、是非とも参考にしてください。
それでは順番に解説していきます。
仕訳の自動入力ができる
メリット1つ目は『仕訳の自動入力ができる』です。
毎回、自分で手入力するのは地味に面倒くさいです。マネーフォワード確定申告では、1度仕訳したものは次から自動で仕訳してくれます。
例えば、ガソリンを現金で4,000円分入れた場合、次のような仕訳になります。
借方(勘定科目) | 金額 | 貸方(勘定科目) | 金額 |
現金 | 4,000 | 車両費 | 4,000 |
ガソリンの場合は月に何回も入れるので、毎回この仕訳を自分で手入力するのは面倒ですよね?
マネーフォワード確定申告なら、2回目からは自動でこの仕訳をしてくれます。時間と手間が省けるので、地味ではありますが嬉しい機能です。
たまに勘定科目が違うものになっていることもありますが、すぐに修正できるので別に苦ではありません。
毎回自分で手入力するのは面倒なので、仕訳の自動入力はメリットの1つとなります。
白色申告・青色申告の両方に対応している
白色申告・青色申告の両方に対応しているので、手間をかけずに節税できます。
白色申告はメリットが薄いですが、青色申告の方はメリットが大きいです。
青色申告の主なメリットは以下の4つです。
- 最大65万円の控除(節税になる)
- 従業員の給料は全額経費にできる
- 事業で赤字が出ても3年間は繰り越せる
- 減価償却資産(30万円未満)は一括経費にできる
軽貨物事業をするうえで特に大きいメリットは、最大65万円の控除と、30万円未満は一括経費にできる点でしょう。
事業が大きくなって稼ぐ金額が増えても、比例して支払う税金が増えてしまっては、手元に残る金額はそんなに変わりません。
青色申告で最大65万円を節税できれば、最大65万円は手元に残るので非常に大きなメリットです。
また、事業車を購入する場合、30万円以下の事業者を購入すれば、一括で経費にできるので仕訳の手間も減ります。
青色申告をするには必要な条件があります。必要な条件は以下の通りです。
提出書類 | ・確定申告書B ・青色申告決算書 ・貸借対照表と損益計算書 ・第三表 ・第四表 |
保存帳簿 | ・総勘定帳 ・仕訳帳 ・現金出納帳 ・売掛帳 ・買掛帳 ・固定資産台帳 |
保存書類 | 決算に関して作成した棚卸表 |
記帳方法 | 複式簿記 |
どうですか?訳がわからない上に、すごくめんどくさそうですよね?
上記の面倒な条件は、マネーフォワード確定申告を使えば全てクリアできます。
日々の仕訳をして、確定申告の時期になったら必要な項目を入力すれば、それでOKです。
青色申告は非常にメリットが大きいので、是非とも使いたい制度です。マネーフォワード確定申告を利用して、青色申告の恩恵を存分に受けてください。
確定申告に必要な書類が簡単に作成できる
3つ目のメリットとして、『確定申告に必要な書類が簡単に作成できる』ことが挙げられます。
通常の確定申告では、税務署で申告書を貰って必要な項目を記入し、経費の領収証などを添付して提出します。
正直、税務署に行くのも面倒ですし、申告書を書き間違えた場合はまた1から書き直しなので、非常に手間がかかります。
ですがマネーフォワード確定申告なら、確定申告に必要な書類はクラウド上にありますし、入力を間違えても間違えた箇所だけ修正すればOKです。
領収証などの経費書類も、写真で撮ってアップロードすればそれで済むので、簡単ですし何より楽です。
確定申告に必要な書類が簡単に作成できるのは、大きなメリットの1つでしょう。
電子帳簿保存法に対応している
電子帳簿保存法は、2024年の1月から施行される法律で、簡単に言えば『帳簿や領収証はデータで保存してね』という法律です。
電子帳簿保存法に伴い、紙の領収証や帳簿・取引明細書は保存しておく必要が無くなるので、必然的に保管するスペースも必要無くなります。
ただ、電子帳簿保存法に違反してしまうと、青色申告が取り消される可能性や、税務調査が入りやすくなるでしょう。
2024年1月から電子帳簿保存法がスタートするので、それまでに電子帳簿保存法に対応しないといけません。
マネーフォワード確定申告は、電子帳簿保存法に対応しているので、今後も安心できます。
領収証は写真を撮ってアップロードでOK。取引明細書も同様で、帳簿は電子データです。
2024年1月になる前に、確定申告のソフトを準備しておきましょう。
軽貨物でも電子帳簿保存法は必須!マネーフォワード確定申告なら安心・安全な記帳ができる
万が一、青色申告が取り消された場合、税金が最大65万円増えるのと同じことになってしまいます。
マネーフォワードの各種サービスと連携できる
メリット5つ目は、『マネーフォワードの各種サービスと連携できる』ことです。
マネーフォワードで1番身近なのは、家計簿のマネーフォワードMEでしょう。
そのマネーフォワードMEとも連携できますし、他のマネーフォワードのサービスとも連携できます。
基本的にマネーフォワード確定申告の方には、事業関係の口座を連携するだけの方が、分かりやすいです。
ですが、1つの画面で一覧を確認したい人には、メリットとなるでしょう。
任意の口座と連携できる
メリット6つ目は『任意の口座と連携できる』ことです。
これに関しては、『口座連携が便利すぎる』の欄で説明したので多くは語りませんが、口座連携は本当に便利なので、是非とも使ってみてください。
領収証はデータ化すれば保管の必要無し
マネーフォワード確定申告では、領収証はデータ化すれば保管する必要がありません。
電子帳簿保存法に対応しているでも解説しましたが、写真に撮ってアップロードすればそれでOKです。
保管スペースも必要ありませんし、何より後で領収証が見つからない!なんてことがありません。
領収証や取引明細書はデータ化して、早めにアップロードするようにしましょう。
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マネーフォワード確定申告のデメリット
ここからは、マネーフォワード確定申告のデメリットを紹介していきます。
いくらメリットがあっても、それを上回るデメリットがあっては意味がありません。
メリット・デメリットを理解して、後で失敗しないようにしてください。
実際に使ってみて感じたデメリットは以下の3つです。
- 記帳する時間が必要になる
- 定期的に記帳しないといけない
- 仕訳の知識がある程度必要になる
それでは順番に解説していきます。
記帳する時間が必要になる
当然ですが、記帳する時間が必要になります。
いくら確定申告ソフトを使おうとも、記帳する時間はどうしても取られてしまいます。仮に税理士さんにお願いすれば、記帳する時間はゼロです。
ただ、実際に日々の記帳する時間は1回に5分くらいです。どれだけ定期的に記帳するかにもよりますが、私の場合は1回に5分ほどになります。
去年の経験上、確定申告になると20分~30分ほどになります。
時間の無い人にとっては、頻繁に記帳するのも難しいかもしれません。なので、記帳する時間が必要なのはデメリットになるでしょう。
定期的に記帳しないといけない
デメリットの2つ目としては、定期的に記帳しないといけません。
定期的に記帳せずに、年末に一気に記帳しようとすると、とんでもない作業量になってしまうからです。
定期的とは例えば、3日に1回・1週間に1回・ひと月に1回などです。
間隔を空ければ空けるほど、作業量も時間も増えてしまいます。ですが、日々の仕事をこなしながら定期的に記帳するのは、時間的にも体力的にも難しい人も居るでしょう。
記帳する時間や体力が無い人にとって、定期的に記帳しないといけないのは、デメリットになります。
仕訳の知識がある程度必要になる
日々の帳簿付けでは、仕訳の知識がある程度必要になります。
簿記の知識があれば仕訳はできますが、全ての人が簿記・仕訳の知識を持っているわけではありません。
例えば以下のような知識が、仕訳で必要になってきます。
- 借方科目・貸方科目
- 勘定科目の設定
- 複式簿記
- B/S・P/L
簿記の知識がないと、仕訳はちんぷんかんぷんでしょう。
なので、仕訳の知識がある程度必要なのは、明確なデメリットです。
マネーフォワード確定申告の実際の使用感
ここからは、私が去年の確定申告から実際に使ってみた、『使用感』を紹介していと思います。
実際に購入して使ってみたら、「こんな感じだと思わなかった・違うソフトにすれば良かった」と、後悔するのは避けたいですよね?
私はマネーフォワード確定申告を実際に使っているので、どんな使用感かが分かります。
実際に自分が使った場合、どうなるのかを想像しながら、参考にしてみてください。
実際に感じた使用感は以下の通りです。
- 通信環境によって動作が重い時がある
- あまり使わない機能もある
- 仕訳の知識も本当にある程度でOK
- 口座連携をしておけば楽で簡単
- 【結論】購入して後悔は全くなし
確定申告ソフトの購入を考えている人も居ると思うので、良いところも悪いところも、隠さずに紹介していきます。
それでは順番に解説していきます。
通信環境によっては動作が重い時がある
通信環境によっては動作が重い時があります。時間帯なのかWi-Fiの環境なのかわかりませんが、動作がもっさりする場合があります。
動作が早い時はサクサク進むので快適です。
動作が重い時は5秒~10秒ほど待つこともあるので、テンポが悪くなることもあります。
色んな時間帯や、ネットカフェ・家などの環境で試してみましたが、動作が重くなるパターンが見つけられませんでした。
通信環境によっては動作が重い時があるというのは、覚えておくと良いかもしれません。
あまり使わない機能もある
あまり使わない機能もあります。
日々の帳簿付けでは、主に売上・経費などの仕訳がメインです。
マネーフォワード確定申告には『決算書・総勘定元帳・固定資産台帳』など、様々な機能があります。簿記の知識が無い人にとっては、正直あまり使わない機能です。
興味があって見てみても、良く分からない人も多いのでは??と感じます。
ただ、簿記の知識がある人にとっては、財務状況を把握できるので良い機能だとは思います。なので、簿記の知識がある・無いで、使う機能に差が出てしまうでしょう。
もちろん、使わない機能があったとしても、日々の仕訳・記帳・確定申告の際には、全く問題は無いので安心してください。
普段あまり使わない機能もあるということは、頭に入れておいても良いでしょう。
使わない機能があっても、日々の仕訳や記帳・確定申告の際には、特に問題は無いのね!
仕訳の知識も本当にある程度でOK
仕訳の知識も、本当にある程度でOKです。
何なら、調べればすぐ分かるようなことなので、仕訳の知識が無い人でも問題ありません。
例えば次のようなことは、仕訳の知識が無いと苦戦するかもしれません。
- スマホ代 → 通信費
- ガソリン代 → 車両費か燃料費
- 自分の手取り → 事業主貸
- 自動車税・重量税 → 租税公課
- 健康保険・年金 → 事業主貸
仕訳の知識が無い人にとっては、少し難しいかもしれません。ただ、2回・3回と同じ仕訳をすれば覚えます。
分からないことがあっても、当サイトで仕訳の解説もしますし、ネットで検索すればすぐに出てきます。
仕訳の知識は本当にある程度でOKです。
というか、仕訳の知識が無くても何とかなります。
軽貨物で良く使う勘定科目はこちら ↓
軽貨物で良く使う勘定科目と、マネーフォワード確定申告の仕訳方法を画像付きで解説!
口座連携をしておけば楽で簡単
この記事で既に2回紹介しましたが、口座連携をしておけば楽で簡単です。
銀行口座の連携では、入出金の日付や金額・口座名の履歴が出てくるので、分かやすいです。
クレジットカードの連携でも、同じく日付や金額の履歴が出てきますし、取引をした店舗の名前も出てきます。
現金の場合は領収証や記憶頼みですが、口座連携をしておけば履歴が追えるので、『何のために・何を・いくら使ったか』が、はっきり分かります。
口座連携は本当に便利な機能です。私の使用感では1番の神機能だと思います。
マネーフォワード確定申告の口座連携の仕方はこちら ↓
【マネーフォワード確定申告】口座連携のやり方と軽貨物事業で使える便利な機能5選!
【結論】購入して後悔は全く無し
ここまで使用感を解説してきましたが、結論としては『購入して後悔は全く無し』です。
紙ベースで記帳や確定申告をすると、非常に面倒ですし時間もかなりかかってしまいます。
かといって税理士さんに頼むと、金額が高いので生活に支障が出かねません。
なので、マネーフォワード確定申告を購入して本当に良かったです。今のところ不満も特にないので、今後も使い続けていこうと考えています。
もし、会計ソフトや確定申告のソフト購入を考えているのであれば、マネーフォワード確定申告は自信を持っておすすめできます。
マネーフォワード確定申告と税理士さんの料金比較
前項で税理士さんの金額について軽く触れたので、マネーフォワード確定申告と税理士さんの料金についても、紹介していきます。
結論から言うと、『税理士さんに頼むのと比べて、マネーフォワード確定申告なら1割の金額で済む』です。
これだけだと良く分からないと思うので、それぞれの料金を解説していきます。
- マネーフォワード確定申告の料金形態
- 税理士さんのお願いした場合の相場
- マネーフォワード確定申告と税理士さんの料金比較
順番に解説していきます。
マネーフォワード確定申告の料金形態
マネーフォワード確定申告の料金形態は、以下のようになっています。
パーソナルミニ | パーソナル | パーソナルプラス | |
適している人 | 副業などで確定申告をする必要のある人 | 自営業・個人事業主として、確定申告をする必要のある人 | 確定申告の操作が不安で、電話サポートを受けたい人 |
年額プラン | 800円/月 (年額9,600円 | 980円/月 (年額11,760円) | 2,980円/月 (年額35,760円) |
月額プラン | 980円/月 (年11,760円) | 1,280円/月 (年15,360円) | 無し |
できること① | 確定申告書の作成 銀行・クレジット明細の自動取込 | 確定申告書の作成 銀行・クレジット明細の自動取込 | 確定申告書の作成 銀行・クレジット明細の自動取込 |
できること② | 見積・納品・領収・請求書作成 | 消費税集計機能 消費税申告書の作成 各種レポート機能 | 消費税集計機能 消費税申告書の作成 各種レポート機能 |
できること③ | 無し | 口座残高照会および帳簿残高との突合 見積・納品・領収・請求書作成 | 口座残高照会および帳簿残高との突合 見積・納品・領収・請求書作成 |
できること④ | 無し | 毎月自動作成 回収消込表 | 毎月自動作成 回収消込表 |
取引先の登録数 | 上限15件 | 上限なし | 上限なし |
公式HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
会社員をしていて副業の収入がある人は、簡易的な『パーソナルミニプラン』が適しています。
軽貨物事業をする場合、個人事業主として収入を得るので『パーソナルプラン』がおすすめです。
確定申告や日々の仕訳に不安がある人は、電話サポートに対応している『パーソナルプラスプラン』が良いでしょう。
個人的な感想では『パーソナルプラン』が1番バランスが良いと思います。機能も充実していますし、取引先の登録数の上限も無いので、口座連携も好きなだけできます。
料金もパーソナルミニプランと比べ、月180円しか違いません。パーソナルプラスプランと比べると、機能はほぼ同じで2,000円安いです。
しかも、パーソナルプランは1ヶ月間無料で使用できます。また、事業者登録(開業届を提出)の2日後までにプラン契約した場合は、2ヶ月間70%OFFで使用可能です。
事業の計算は定期的にやらないと大変なので、この機会に是非使ってみてください。
開業の仕方の詳しい記事はこちら ↓
【2023年最新版】軽貨物の開業・届け出を現役ドライバーが徹底解説!
税理士さんのお願いした場合の相場
マネーフォワード確定申告の料金は前項で解説しました。今度は税理士さんにお願いした場合の相場を解説していきます。
税理士さんも個人事業主だったり、法人だったりするので料金が全く同じことはありません。
あくまでも相場の目安として参考にしてください。
顧問契約 | 確定申告 | 仕訳・記帳代行 | |
月の料金目安 | 20,000円~30,000円 | 年1回 | 5,000円~10,000円 |
年の料金目安 | 240,000円~360,000円 | 100,000円~150,000円 | 60,000円~120,000円 |
付加価値 | 経費処理の時間削減 | 経費処理の時間削減 | 経費処理の時間削減 |
付加価値 | 税務上のアドバイスを貰える | 税務上のアドバイスを貰える | 税務上のアドバイスを貰える |
税理士さんにお願いした場合、顧問契約なら年に240,000円~360,000円ほど必要です。
確定申告をお願いするなら、100,000円~150,000円ほど必要になるでしょう。
仕訳や記帳の代行であれば、年に60,000円~120,000円ほどかかります。
どれを選択しても結構な金額がかかるので、事前に支払いができるかどうか、しっかり検討してからお願いしましょう。
もし税理士さんにお願いするのであれば、自分に合った税理士さんを選べる税理士ドットコム がおすすめです。
マネーフォワード確定申告と税理士さんの料金比較
ここで、マネーフォワード確定申告と税理士さんの料金比較をしていきます。
どちらもメリット・デメリットがあるので、自分が事業主だとして参考にしてくれたら嬉しいです。
料金比較は以下の通りです。
※マネーフォワード確定申告は『パーソナルプラン』で比較。
※税理士さんは『確定申告』と『仕訳・記帳』で比較。
マネーフォワード確定申告 | 税理士さん (確定申告) | 税理士さん (仕訳・記帳代行) | |
月の料金 | 980円 | 年1回 | 5,000円~10,000円 |
年間の料金 | 11,760円 | 100,000円~150,000円 | 60,000円~120,000円 |
メリット | 料金が安い 日々の記帳も簡単 | 経費処理の時間削減 税務上のアドバイスを貰える | 経費処理の時間削減 税務上のアドバイスを貰える |
デメリット | 記帳の時間が取られる | 料金が高い | 料金が高い |
料金で見れば、マネーフォワード確定申告が圧倒的におススメです。
メリットとしては、時間削減・税務上のアドバイスを貰える点で、税理士さんの方が有利でしょう。
どちらもメリット・デメリットがあるので、自分に合った方を選択するようにしてください。
弥生会計ではなくマネーフォワード確定申告をおすすめする理由2選
マネーフォワード確定申告は、会計ソフトとしてのシェアはNO.2です。シェアNO.1は弥生会計となります。
ではなぜ、弥生会計ではなくマネーフォワード確定申告をおすすめするのか?
その理由は以下の2点です。
- マネーフォワード確定申告はJIIMA認証製品である
- 弥生会計が有効期限到来リストに記載されている
なんか聞きなれない単語が出てきましたね。
『JIIMA』とは国税庁のサイトで紹介されていて、簡単に言えば『電子帳簿保存法の要件を満たしているか調査する機関』です。
国税庁:JIIMA認証情報リスト
つまりJIIMA認定製品であれば、電子帳簿保存法に対応しているということです。
詳しくは次で解説していきます。
マネーフォワード確定申告はJIIMA認証製品である
先ほど軽く触れましたが、JIIMA認証製品であれば電子帳簿保存法に対応している証拠です。
マネーフォワード確定申告は、JIIMA認証製品なので電子帳簿保存法にも、もちろん対応しています。
2024年の1月から電子帳簿保存法が施行されるので、個人事業主・副業・法人のどれであっても、電子データとして書類を保存する必要があります。
マネーフォワード確定申告を使っていれば、仕訳や帳簿は基本的にデータ保存です。
領収証や取引明細書は、写真で撮ってアップロードすれば、クラウド上に電子データとして保管されます。
つまり、マネーフォワード確定申告はJIIMA認証製品なので、電子帳簿保存法も問題ありません。
弥生会計もJIIMA認証製品ですが、マネーフォワード確定申告の方が安心です。それについては、次項で説明します。
弥生会計が有効期限到来リストに記載されている
マネーフォワード確定申告・弥生会計、どちらもJIIMA認定製品です。
ではなぜ、マネーフォワード確定申告のほうが安心なのか?その理由は、弥生会計が有効期限到来リストに記載されているからです。
こちらの画像は、JIIMA公式HPの画像です。
弥生会計が有効期限到来リストに記載されています。有効期限到来リストに記載されると、JIIMAの認定の期限が切れます。
つまり、電子帳簿保存法に対応していないことになります。
ただ、有効期限到来リストには『弥生会計20・21・22』と記載されています。数字は年数のことなので、2020年・2021年・2022年の弥生会計ソフトは、期限が切れるということです。
2023年からは記載されていないので、JIIMA認定製品です。しかし、認定製品だと分かっていても、ふわっとした不安感がありませんか?
マネーフォワード確定申告は、2026年5月23日まで、有効期限が到来しません。つまり、2026年の5月までは全く心配なく使用できます。
ちょっとしたことなのですが、不安感があるよりも安心して使いたいので、マネーフォワード確定申告の方がおすすめです。
事業計算は「マネーフォワード確定申告」がおすすめ! まとめ
ここでは今までのまとめをしていきます。
マネーフォワード確定申告がおすすめな理由は、次の7つです。
- 1ヶ月無料で使用できる
- 5つのアカウントから使用するアカウントを選べる
- 使用感がしっくりこなければ解約すればOK
- 仕訳の概念が身につく
- 日々の帳簿付けが楽で簡単
- キャッシュフローを視覚的に確認できる
- 口座連携が便利すぎる
特に、1ヶ月無料期間があること、口座連携できることが大きいです。
1ヶ月の無料期間に使ってみて、しっくりこなければ解約すればOK。もちろん解約する場合も金額はかかりません。
帳簿付けも簡単なので、仕訳初心者でも心配しなくて大丈夫です。
マネーフォワード確定申告のメリットは次の7つ。
- 仕訳の自動入力ができる
- 白色申告・青色申告の両方に対応している
- 確定申告に必要な書類が簡単に作成できる
- 電子帳簿保存法に対応している
- マネーフォワードの各種サービスと連携できる
- 任意の口座と連携できる
- 領収証はデータ化すれば保管の必要無し
電子帳簿保存法に対応しているのはもちろんのこと、マネーフォワードの各種サービスと連携できるのはメリットです。
また、任意の口座と連携すれば、仕訳もグンと楽になるのでおすすめです。
マネーフォワード確定申告のデメリットは次の3つ。
- 記帳する時間が必要になる
- 定期的に記帳しないといけない
- 仕訳の知識がある程度必要になる
自分で仕訳・記帳をするので、時間を割くことになります。
一気に記帳しようとすると、後で大変な思いをすることになるので、定期的な記帳が必要です。
個人事業主として軽貨物事業をするなら、確定申告からは逃げられません。自分でやるにしろ、税理士さんにお願いするにしろ、どちらも時間とお金はかかります。
でもできれば、金額や安く済ませたいし、面倒なことはしたくないですよね?私はそう思っているので、同じように感じる人も多いはずです。
マネーフォワード確定申告は、金額面を見れば年に11,760円で済みますし、最初の設定を済ませれば日々の記帳は5分~10分ほどで済みます。
しかも、好きな時に仕訳・記帳ができるので、ストレスにもなりません。
記帳に関しても、公式HPで使い方は説明されています。当ブログでも軽貨物に特化して説明しているので、使い方で困ることは無いでしょう。
また、バランスの良い『パーソナルプラン』が1ヶ月無料で使え、開業から2日間のうちにプラン契約すれば2ヶ月間70%OFFになります。
税理士さんに年100,000円~150,000円を支払うよりも、マネーフォワード確定申告で年11,760円で済ませた方が、資金繰りも楽になりますし余計な時間も取られません。
- 資金の節約
- 残った資金で好きなことができる
- 時間の削減
- 浮いた時間で趣味や家族との時間がとれる
- 自分の好きなタイミングで記帳できる
資金の節約と時間の削減をすることで、浮いた資金と時間は『稼ぐこと・自分の好きなこと・家族の時間』に使えます。
マネーフォワード確定申告を使用して、自分の好きなこと・家族との時間を大切にしていきましょう。
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